こんにちは、BOOKS担当です。
先日、雨が夕立のような降り方をして、そのあとの晴れ間にもこもことした雲をみた時、夏が来たなと感じました。気が付けば夏至も過ぎ、本格的な夏もすぐそこです。
とはいえ、まだまだ自由な気持ちでいろいろな場所へおもむくことにためらってしまいますよね。そんな時は本の力を借りて、旅に出てみませんか?
そういえば、育児真っ盛りの時に、子どもたちが寝静まった時をみはからっては、現実とはかけ離れた小説を読んで違う世界を覗きにいくことがいいリフレッシュになっていました。飛行機やどこでもドアがなくても、本があれば心の小旅行に出かけられます。
そういう思いで、無印良品 京都山科では大人も子どもも架空の旅に出かけられる、そんな本をたくさん取り揃えています。ではその中でおすすめな本を少しご紹介しますね。
■星の王子さま
著者:サン=テグジュペリ
訳:河野万里子
出版社:新潮社
消費税込み 528円
誰もがこの表紙に見覚えがあるんではないでしょうか。私は小学校の図書館で手に取って読んでみたものの、当時活字から情景を描くことが苦手で、すぐに読むのをあきらめたんです。でも大人になって読んでみると、純粋無垢な王子様の言葉がすっと心に入ってきて考えさせられました。きっとその時々でいろんな解釈があると思うので、折に触れ何度も読み返したい本のひとつです。
■POOL
著者:クリストファー・ビーンランド
出版社:青幻舎
消費税込み 3,300円
今にも水に飛び込みたくなる、世界の美しいプール50選です。これ合成写真じゃないんだ、と驚くプールもあります。実際無邪気な気持ちで水着になってはしゃいだのってずいぶん昔の私ですが、ページをめくっていくと水でバシャバシャしたくなってきます。日焼けするだとか、遊び終えた後の脱力感だとかはいっそのこと知らないふりをして。その前に水着になった自分を想像してはいけません。
■世界のキッチンから
写真:高橋ヨーコ
出版社:美術出版社
消費税込み 3,190円
タイトルと同じ名を持つ、人気な清涼飲料水の商品開発時に高橋ヨーコさんが撮りだめた写真を束ねた1冊です。
そこに住む人には当たり前の景色が、私たちには色鮮やかで眩しい。それを求めて人は旅に出るんだと思います。観光名所巡りより、その街のいつもにふれることができる、スーパーや小さなお店に行くのが私は好きです。でも、もっとその土地を覗けるのが郷土料理であり、家庭料理ではないでしょうか。その地で受け継がれる料理って、おうちごとに味が違って、それがおいしくって楽しくって。
この写真集はページをめくっていくと、いい匂いがしてきて、笑い声も聞こえてきそう。私はおばあちゃんが端午の節句にいつも大量つくってくれたちまきが恋しくなりました。
1階のOpen MUJIで、他にもたくさん旅気分を味わえる本を集めています。ぜひお立ち寄りいただき、手に取ってみてくださいね。
#どっかいきたい
#飛行機乗りたい
#色鮮やかな風景
#旅にはおいしいが必須
#涼しい部屋のなかで旅にでよう
#ワープ
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