【広島パルコ】秋の紅葉を楽しむ 三段峡の歩き方|イベントレポート

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2019/09/24

今週からめっきり涼しくなりましたね。そして近づいて来たのは紅葉の季節。そこで私たちがオススメしたいのが、そうです。三段峡!美しい三段峡の紅葉狩りに行きたくなるお話が満載のトークイベントを開催いたしました。

9月21日のイベントレポートです。

 

登壇いただいたのは、さんけん(三段峡-太田川流域研究会)の本宮 炎さん。無印良品は今年はさんけんさんと一緒に、三段峡でイベントを行っており、いつもお世話になってます!

そして西中国山地自然史研究会の大竹 邦暁さん。三段峡の植生の移り変わりをテーマに論文を書いた三段峡の植物スペシャリスト!

これは三段峡の深い話が聞けそうですよ〜

 

三段峡は広島でもとても人気の紅葉スポット。奥に行けば行くほど紅葉がきれいなんだそうです。これは生で見たいですね!

 私たちは今年、三段峡に何度も足を運んでいますが、飽きることがないほど毎回その美しさに感動しています。澄んだ水面や滝と共に素晴らしいのが、原生林。人の手が加わっていない自然のままの森林が三段峡には残っているんです。

それが紅葉するのだから、それはもう絶景なのであります!

 

でもただ紅葉を見るだけではもったいない。三段峡をもっと楽しむために、木々についても学びます。

葉っぱが枯れ落ちる落葉樹と年間を通して葉っぱが生い茂る常緑樹、みなさんは見分けられますか?

実際の葉っぱを触って、選別してもらいました。

触ると全然厚さが違うんです!薄いのが落葉樹、厚みがあるのが常緑樹だそう。

 

葉っぱが色付くしくみについても教えてもらいました。気温の変化や日光によって色が変わるそう。知っていると、紅葉もまた別の見方が出来て面白いですね〜

また落ち葉の役割についても。落ち葉がないと地面が固くなって酸素や水が届きません。落ちた葉っぱの柔らかい所を虫が食べ、残った繊維質の部分が腐葉土となるんだそう。こうして森林が豊かになるんですね!

 

紅葉標本を見ながら、モミジの種類の見分け方も教えてもらいました。名前や形の違いも知らないことばかり!紅葉狩りに行ったら葉っぱも観察したくなりますね。

 

最後に当店の店長と、本宮さん、大竹さんにそれぞれ三段峡の好きな所を話してもらいました。

 

私たちは三段峡に足を運ぶ中で、そのたくさんの魅力に驚かされています。それと共に毎回感じるのが、本宮さんをはじめとした、さんけんの皆様の三段峡愛!三段峡のことをいつも楽しそうに語るさんけんさんを見ていると、私たちもたくさんの方に三段峡を訪れて欲しい、という気持ちが高まります。

参加者の皆さまもとても楽しんでいただけたようでした!

 

そして、来たる10月19日(土)、無印良品とさんけんさんの第4回目の共同イベントを開催いたします。テーマは『モチモチの木』。予約は近日開始!

先日スタッフでプレツアーに行った様子もブログで紹介しますのでお楽しみに!

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