2020/12/09
アトレ恵比寿MUJIBOOKS店内で毎日お伝えしている「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を週替りでお届けします。
____________
『空の辞典』
出版社:雷鳥社 著:小河 俊哉 税込1,650円 p.47
今日のずっといい言葉
「のんきな空は自分の中にある時間の速度を少しだけ落としてくれる。急ぎすぎている自分に気づく。」
ふと見上げる空は、それまで悩んでいたことから解放してくれるような気がします。
そして確かに、急いでいる自分に気づけます。
「積乱雲」や「五月雨」、私のお気に入りは空の名前で「アブラハムの樹」。
空、雲、雨にはたくさんの名前があって、学術的な名称だけではなく季節を反映していたり、地域特有のものもあります。
では、なぜそんなにたくさんの名前があるのか。
それは空が人の気持ちを代弁してくれて、かつ癒してくれるからだと思います。
映画などでも登場人物の心理描写で空だけを写すシーンがあり、それだけで悲しいのか嬉しいのかが読み取れます。
景色としての美しさと色の美しさ。空には魅力がいっぱい詰まっています。
年末に向かって忙しい日々が続くかと思いますが、
たま~に空を見上げて、ほっとひと休みしてみるのはいかがでしょうか。
アトレ恵比寿 MUJIBOOKS担当 成井夏野
____________
「今日のずっといい言葉」は、MUJIBOOKSで販売している書籍から、MUJIBOOKSスタッフがピックアップしています。
ご紹介の書籍はアトレ恵比寿MUJIBOOKSでお取り扱いしています。
MUJIBOOKSはこちら