【イオンモールKYOTO】京都西陣に伝わる文様でつくるファスナーポーチ | イベントレポート

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2019/12/16

今回は、11月30日に行なわれた『京都西陣に伝わる文様でつくるファスナーポーチ』ワークショップの様子をお伝えします。
講師にお招きしたのは、8月のつながる市にも出店していただいたseisuke88の高橋さんと津山さんです。

seisuke88さんでは、昔の帯・着物の図案集や下絵をもとに配色を変えたりして現代風にアレンジし、ポーチやカバンにしているそうです。
その図案集は、京都西陣帯の老舗「菱屋善兵衛」の蔵から発見されたもので、なんと約150年前のものだそう!

今回は、そんな今と昔が結びついたすてきな布を使ってファスナーポーチを作りました。

レトロな柄とカラフルな色合いが、とても魅力的ですね。
布を選んだらポーチ作りの始まりです!

アイロンで折り目をつけたり、接着剤を塗ってファスナーを貼りつけたり…
接着する部分はアイロンを当ててしっかりと圧着していきます。
みなさんとても真剣に取り組まれていたのが印象的でした。

わからないところがあると、高橋さんと津山さんのおふたりがすかさずフォロー。
とてもていねいに教えてくださっていました。

それぞれの生地の文様について書かれたカードを添えて、ついに完成です!

ここで豆知識。
さまざまな器が描かれたもの(写真左)は器物文(きぶつもん)といって、文房具や衣食住の用具、什器などの道具を文様化したもの。単独で使うものや、花などと合わせて描かれることもあるのだそうです。
時代にあわせて進化する道具とともに変化してきた文様で、seisuke88さんの生地では、色彩が現代風にアレンジされることでより魅力が増しています。

今回は、はさみ・アイロン・接着剤で作ったので、お子様にも取り組みやすかったのではないでしょうか。
楽しみながら、時には真剣に黙々と作業されている参加者のみなさまの様子がとても印象的なワークショップでした。


無印良品イオンモールKYOTO