【イオンモールKYOTO】藍染めワークショップ|イベントレポート

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2019/09/10

気温も下がり始め、秋へと近づいていますね。
今回は、8月31日に行われた『藍染めワークショップ』の様子をお伝えします。

講師にお招きしたのは、tezomeya 中家さまです。

みなさんは藍染めをご存知ですか?

藍染めは藍を染料として用いた染め物です。藍は染料として何千年も前から使われているそうですよ。JAPAN BLUEとも呼ばれ日本の伝統を象徴するカラーにもなっています。

今回はみなさんにお持ちいただいた天然繊維の布アイテムに藍染めを施します。

開催が8月最後の日ということもあってか、親子連れの参加もとても多くたいへんにぎやかでした。

はじめに、お客様がお持ちいただいた布を水にくぐらせ、染めやすいように前準備します。染めたいものの素材によって、藍の入り方や質感も変わっていくこともあることから、出来あがりを想像しながら絞りを施したり絞りの配置を考えておられました。

どんな絞り柄をいれようか紙に図を描いてじっくり悩んでおられましたよ。

いよいよ染料につけ込んでいきます。染料の中で何度も揉み込み、絞って広げ空気を通します。始めに染料の中でつけ込むと緑色にみえるのですが、空気に触れ合うことで藍色へと変化していきます。

布の種類によって少しずつ色の染まり方も異なります。

空気に触れることできれいなJAPAN BLUEに変わっていく藍染めの不思議についてもお話頂きました。

2回程つけ込むことで、さらに藍色が入り完成に近づいてきました。

これらを一旦工房に持ち帰ってもらい、今日の染物を洗って乾燥させると完成です。

数日後、染め上がった布アイテムが講師の先生から届きました。

ひとつひとつ形や質感が違うため、個性ある藍染めができました!

今回のワークショップでは、空気による色の変化や絞りの施し方など藍染めの不思議を学びながら体験できたのではないかと思います。

草木染めならではのやさしい色合いや、色が染まっていく過程をお楽しみいただけるワークショップですので、次回もみなさまのご参加お待ちしております。

 

 

無印良品 イオンモールKYOTO