【イオンモールKYOTO】当世日本茶湯見聞記-五感探索・目の段|イベントレポート

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2019/03/09

今回は2月16日に行われた「当世日本茶湯見聞記-五感探索・目の段」ワークショップの様子をお伝えします。
講師にお招きしたのは、茶の湯という共通点で集まり、日々の生活の中で茶の湯を実践する「陶々舎」の天江さまと中山さまです。

以前開催したワークショップにお越しいただいた方も数名いらっしゃり、老若男女を問わない幅広い層の方々のご参加となりました。

「われわれが見ているものは本当にそれなのか?」
「われわれは本当に同じものを見ているのか?」

わたしたちは目から入ってくる膨大な量の情報を、知らず知らずのうちに必要なものだけを選択して頭の中で判断してしまっているんだそうです。
目から入ってきた情報をそれぞれの頭の中にあるフィルターを通すことで、同じものを見ていても違った見かたをしているかもしれません。

同じものをそれぞれ今まで経験してきたことや知識にとらわれることなく、まっさらな気持ちで見て、偏りのない直観で判断するという「目」の感覚を使った簡単なあそびをしました。

あそびが終わるころには、今日初めて顔を合わせたばかりの参加者同士が、お互いの意見や考えを話していくことによって「そんな見かたもあるんだね」と、とても和やかな雰囲気となりました。

茶道の作法の中には、茶わんを鑑賞することも含まれています。

本日は無印良品の茶わんでお抹茶が振舞われたのですが、皆さんの目にはこの茶わんがどのように映ったのでしょうか。

ものをじっくり観察し、自分がすでに持っている感覚に惑わされることなく、ただ素直にそのもののあるがままを見て判断する。そんな普段とは違った見かたをした後にいただく抹茶は、いつもよりも感覚が研ぎ澄まされ、より味わい深いものになったのではないでしょうか。

 

次回、陶々舎さまのワークショップは5月下旬頃を予定しております。

イベント告知等は、スマートフォンアプリのMUJIpassportにて配信しており、無印良品イオンモールKYOTOの店舗をフォローしていただくと、アプリ内のfromMUJIからいち早くチェックできます。

 

「陶々舎」について

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