5月12日(日)。
豊田市吉原町にある茶園『高香園』に行って、今旬のお茶摘み体験のイベントを行いました。
今回は、そのイベントの様子をお届けします。
3月に高香園へ打ち合わせに伺った時のレポートはこちら
【高香園のお茶|Open MUJI】 URL:https://shop.muji.com/jp/
まずは、講師の高香園園主・野場義尊さん(のばよしたかさん)から、高香園のお茶の栽培方法や豊田市のお茶の歴史を学びました。
今では自動車のイメージが強いですが、豊田市のお茶の歴史はなんと江戸時代から始まったそうです。
次は実際にお茶摘み体験。
以前訪れた時よりもうんと背が伸び、大人の身長ほどになっていました。
豊田市がある三河地方の伝統的なお茶摘み方法の『しごき摘み』を教えてもらいました。
みなさん真剣です。
柔らかい新芽を選りすぐりながら摘むことにはじめは、
「こんな感じでいいのかな?」
という声も聞こえてきましたが、
野場さんに教えてもらいながら次第にコツをつかみ、
お茶摘み終盤になると無言で一生懸命にお茶摘みをする姿も。
自分で摘んだお茶の葉を見せてくれました。
初めてで短時間の体験でしたが、楽しくたくさん摘めたようです。
工場見学では、お茶の葉の湿度の重要性やそれを管理するための環境や機材などを見せてもらいました。
お茶摘みだけではなく、お茶の加工にもこんなに手間暇がかかっているのだと感心するばかり。
最後に高香園のお茶で作った茶飯をおにぎりにして食べました。
もちろんドリンクは、高香園のお茶です。
お茶も茶飯のおにぎりも美味しくて美味しくて、もりもり食が進んでいるようでした。
「普段飲んでいるお茶より格段に美味しい。自分で淹れてもこんなに美味しくなるのかしら。」
お茶が美味しいあまり、参加者の方からこんな疑問が。
野場さんによると、
「こだわって美味しいお茶にしているので、誰でも美味しく淹れれますよ。」
とのこと。
会話もはずんでいました。
手間暇かけて丁寧に作られたお茶の良さを感じてもらえたように感じます。
機械化技術の発展が進み、便利な世の中になった現代。
昔から変わらぬ人の技術で守られているもの。
私はどちらの良さもしっかりと知って暮らしたい、と今回のイベントを終え、強く思いました。
参加された皆さんの心にも何か感じることがあるイベントになったのではないでしょうか。
無印良品 名古屋名鉄百貨店 では、東海地方のさまざまな人、モノ、活動を、イベントを通して紹介していきます。
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