歴史が育てた味わい、会津が誇るみしらず柿【会津松原農園】

歴史が育てた味わい、会津が誇るみしらず柿【会津松原農園】

諸国良品

2024/09/01

みしらず柿は会津地方で古くから栽培されている渋柿の一種で、その歴史は 400 年以上にわたり、会津の気候と土壌に適した固有種です。その品質の高さから毎年皇室にも献上されている「献上柿」としても有名です。当農園の身しらず柿はなめらかな舌触りと上品な甘さが特徴です。焼酎をふりかけてゆっくりとさわします。昔ながらの手法で脱渋することで、果実本来の風味を保持します。

みしらず柿の名前の由来は諸説ありますが、美味しすぎて身の程知らずに食べてしまう。重みで枝が折れてしまうほど実をつける。献上した足利将軍に、こんなにおいしい柿は食べたことがないと賞賛されたという、3つの説が有名です。

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当農園の果樹園は自然との共生をテーマに生物多様性に配慮したみしらず柿栽培を行っています。地元会津の養蜂業者と約45年前から親交があり、初夏に蜂箱を置いています。
ミツバチをはじめとした自然の小動物達も喜ぶ果樹園にしたいと願っています。

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収穫は霜との戦いです。当農園は樹上で十分に色づいてから収穫しております。霜が降りると商品価値が大きく下がります。しかしながら、色づく前に収穫すると甘みが増しません。毎年、霜が降りるぎりぎりまで収穫タイミングを見計らっています。

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生産者紹介

  • 会津松原農園

    生産者名 会津松原農園 詳細

    会津松原農園は、会津若松市南部に位置する小さな農園です。1935年(昭和10年)に開園しました。
    みしらず柿とコシヒカリを主力とし、小規模ながら丁寧な栽培にこだわっています。自然の恵みを活かしつつ、最新の ICT 技術も積極的に導入しています。伝統的な手仕事と先進技術の融合により、皆様に心から「美味しい」と言っていただける農産物づくりに励んでいます。

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