横浜生まれの帆布カバン

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諸国良品

2017/07/10

港町、横浜。帆船が主流だった時代には、横浜の地でも綿帆布が生産されており、最盛期には日本製帆布の約7割が横浜から海外へ輸出されていました。また、船舶の増加にともない、横浜には造船・船舶修理に関連する工場も多くありました。そんな横浜の歴史を振り返るなかで、新しい横浜ブランドとして企画されたのが「横濱帆布鞄」。メイドインジャパンの良質な帆布素材を使い、使い勝手を考え抜かれた複数のポケット付きのトートバッグは、長く付き合えるパートナーです。

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横濱帆布鞄の生みの親である代表の鈴木幸生さんは、アパレル雑貨業界で長く企画製造、マーケティングに携わってきました。しかし、生産拠点を海外に置くことに疑問を覚え、独立。20年近く暮らす横浜でものづくりをするにあたり、ふと感じることがありました。

「横浜は東京に近い土地柄のせいか、意外と横浜ブランドが少ない」そう考え、横浜の歴史を掘り起こしました。すると、横浜のイメージは今も昔も共通して「港町・横浜」でした。江戸末期に自由貿易が始まり、漁村だった横浜が通商貿易の港の一つとして開花・発展してきたのです。

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横濱帆布鞄で使用しているバッグ本体の生地は2種類。横浜かもめ町にある「森野帆布船具工業所」のオリジナル帆布生地の森野艦船帆布3号と、日本国産の綿やポリエステル帆布生地です。

森野艦船帆布は、実は海上自衛隊の艦船で使用されている、究極のアウトドアスペック。触れると少しザラっとした感触で、柔らかくて軽く、さらに水にも強いというのは、毎日使う鞄としてはうれしいところです。

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「ものづくりは現場が何よりも大事。近くにあることで、その場でトライアル&エラーができる」と、横濱帆布鞄では事務所内に工房を設置。修理依頼に応えたり、直接お客様の要望に耳を傾けています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 ユー・エス・エム 株式会社

    生産者名 ユー・エス・エム 株式会社 詳細

    横浜で、横浜ならではのものづくりに挑戦するバッグメーカー。横浜の歴史とつながりの深い帆布素材を生地に使用し、パーツには耐久性に優れたミリタリー系のものを採用しています。代表の鈴木幸生さんは「これからも横浜の街を愛しながら、横浜らしいものづくりをしていきたい」と語ります。

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