宮古島の太陽をたっぷり浴びた、菅原家の完熟マンゴー

宮古島の太陽をたっぷり浴びた、菅原家の完熟マンゴー

諸国良品

2022/07/08

沖縄本島の南西へおよそ300kmに位置する宮古島は、サンゴ礁が隆起して生まれたとされます。そのため宮古島の土地は琉球石灰岩でできており、水はけが良いのが特徴。果実に余分な水分がいかずに、味の濃いマンゴーが育ちます。また、年間平均気温が23℃と沖縄本島よりも高く、平均湿度は79%。マンゴー栽培に最適な環境が揃っています。そんな地でマンゴー栽培に魅せられたのが、「宮古島すがわら農園」の菅原ファミリーです。

記事内画像:001宮古島の太陽をたっぷり浴びた、菅原家の完熟マンゴー

神奈川出身の菅原さん一家が宮古島に移住したのは2014年のこと。その前年の夏に旅行で訪れた際に娘さんが「こんなところに住んでみたいな…」と言ったのが移住計画の始まりでした。住む家を探し、仕事を辞めて、3月末には家族で移り住んでいました。知り合いも全くいない中での島生活でしたが、しばらくして縁あってマンゴー農園の手伝いをすることに。

菅原さんにとってこれが初めての農作業でしたが、その楽しさと難しさを知り、何年か経つ頃には「いつか自分たちの農園を持って、自分たちのマンゴーを作って食べてもらいたい」と思うようになったといいます。2021年、そんな菅原さんの願いが叶い、園主が引退を考えていたマンゴー農園を引き継ぐことになりました。約200本のマンゴーの樹とともに、宮古島すがわら農園が誕生しました。

記事内画像:002宮古島の太陽をたっぷり浴びた、菅原家の完熟マンゴー

独立には多くの方からお祝いの言葉を頂いたそうです。「宮古島に来た時には自分達は何者でもなかった。島のあたたかい方々との出会いが、私たちをマンゴー農家にしてくれた」と菅原さんは感謝します。島の特産物であるマンゴーを栽培しているという誇りと喜びを感じながら、作業に明け暮れているそうです。

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1年間丁寧にたっぷり手をかけて、心を込めて育ててきた菅原家のマンゴーが今年も収穫期を迎えました。なお、「完熟マンゴー」というのは、収穫にハサミを使わずに完全に熟して袋の中に落下したマンゴーのこと。宮古島すがわら農園の完熟マンゴーをどうぞお楽しみに。

生産者紹介

  • 宮古島すがわら農園

    生産者名 宮古島すがわら農園 詳細

    宮古島でマンゴーをメインに、パッションフルーツ、パイナップル、島バナナ、グァバなどを栽培。「マンゴーを通して宮古島を好きになって欲しい、宮古島を訪れて欲しい」という思いで作業をしています。移住前の職場はデザイン事務所。自社のパッケージデザインやサイトデザインなども手掛けている。

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