創業64年のクリーニング店「くまの洗濯堂」さんを講師にお迎えし
「Laundry Workshop 家庭でできる洋服のお手入れ」のワークショップを開催いたしました。
大変ご好評のため、予約が満席となったくまの洗濯堂さんのワークショップ。
服を長く着るための家庭でできる簡単なシミ抜きの方法や、何種類かの汚れのサンプルをお持ちいただきひと手間加えるだけできれいになる洗濯方法を、無印良品の「部分汚れ用洗濯石けん」や「食器用洗剤」をなどを使いながらお話いただきました。
お醤油、コーヒー、ジュースなどの水溶性のよごれは、最低でも一週間以内に前処理しないと落ちません。
汚れた部分をお湯に浸けてよごれを繊維から離しやすくし、そのあとアルカリ性の強い固形石けんをよごれた部分に付けて揉んだり、洗濯板とブラシと使ってよごれを落とします。
マヨネーズやドレッシングなどの油性のよごれには、食器洗い用の洗剤を直接付けて揉み洗いします。
次にアルカリ性の強い石けんでさらに揉んでから洗濯機へ。
油よごれは前処理をせずに洗濯すると取れなくなるので、汚れが付いたらすぐ落とすことが大切です。
日々のお洗濯のお困りごとをご参加いただいたお客様からいただきました。
「くつしたの泥やよごれを落とすコツは?」
頑固なよごれに効くのはやはり揉み洗い。洗濯機の前の「ひと手間」がとても大切です。
弱アルカリ性の洗剤を水に溶かし、洗剤が溶けたら水の中に靴下を入れて、よごれが気になる部分を洗います。
よごれがひどい部分はアルカリ性の強い石けんをこすり、しっかりすすいで洗濯機へ。両手を使ってしっかり揉み洗いすることで、泥やよごれが靴下から離れていきます。
「どうして黄ばむのか?」の質問には、「汗やよごれが取れずに酸化、洗剤がすすぎ不良のため残留している可能性」、「どうして臭うのか?」の質問には、「生乾きや洗濯槽汚れ」の可能性があります。
ワークショップの最後に、くまの洗濯堂さんよりお話いただきました。
「初めて買った洋服、プレゼントでもらった洋服、奮発して買った洋服。
たくさんの思い出と共に長く着ていただくために。
もっともっと愛着が沸くように。
それは、ちょっとしたひと手間から。
お料理に時間や手間をかけて出汁を取るように、皆様の日々の洗濯時間がより豊かな時間になりますように。」
くまの洗濯堂さんは、洋服を最大限新品のように復元することを目指し、新しい洋服に初めて袖を通す時の純粋無垢な感覚を何度も味わっていただくことで、洋服だけではなくお客様の心もキレイにすることを目指しています。
くまの洗濯堂
〒939-1365
富山県砺波市三島町3-9
0120-322-398
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日/祝日
無印良品砺波は、今後も様々なワークショップの開催を予定しております。
MUJI Passport内にて、ワークショップなどのイベント情報や、新商品のご案内などを配信しております。
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