こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。
無印良品港南台バーズでは、地下1階キッチンカウンター横にフードドライブ回収ボックスを設置しています。
フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や商業施設などに持ち寄り、食べ物を必要としている団体や施設、こども食堂やフードバンクなどに寄付をする「食」の取り組みです。
無印良品港南台バーズ2022年1月の回収実績は【 75点 27.0kg 】でした。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
寄付していただいた食料品をスタッフが回収し、公益社団法人フードバンクかながわを通して、必要としている団体や施設に寄贈させていただきます。
また昨日実際にフードバンクの仕分け作業をお手伝いと、実際に寄付された物がどのように管理され、どのように届けられているかを取材してきました。
【フードバンクかながわ】藤田さんから、食品ロスと日本の貧困状況、そして活動内容を説明していただきました。
【フードバンクかながわ】は「もったいない」を「分かち合い」「ありがとう」へつなぐことをモットーに設立され、企業や個人から寄付されたものを、生活に困っている方や社会的に弱い立場にある人々に寄付する活動を行っている団体です。
食品を提供するだけでなく、寄付する企業や行政への呼びかけ、生活困窮者へのケア、そして寄付物の管理や運搬の向上のことも研究をされていて、その思いを熱く教えてくださいました。
お話しをいただいた後は実体験、エプロンをかけていざ仕分けです。
寄贈元ごとに、重さ、種類、賞味期限をチェック。
これが思っている以上に気力を使う、気の遠くなるような作業でした。
仕分けている中で、無印良品のフードドライブから届いた段ボールも発見しました。
まず賞味期限が過ぎているものはないかをチェックします。
それから主食、副食、嗜好品、その他で仕分け、それぞれの重さを量ったら、各賞味期限の棚に入れます。
フードバンクかながわから支援先に届けられるものは、お米だけで1週間に2-3tあるそうです。
仕分けをするのはすべてボランティアの方々です。
大学生や看護師、仕事の休みの日仲間同士で来られる方々もいらっしゃるそうです。
約2時間の間、3人で仕分けできた段ボールの数は10個にも満たず、本当にたくさんの手が必要だと思いました。
寄付される方にお願いしたいことをお聞きしました。
やはり何よりも『賞味期限切れでないこと』。
そして賞味期限の日付が消えたり、隠れているものも注意が必要です。
いただいた資料の最後には、ありがとうの声が載っていました。
「お米を頂けるようになってから、こどもはうれしくて、しょっちゅう炊飯器を開けて確認しています。」
「いろいろな食べ物を頂けているので、食事のレパートリーが増えました。子どもが学校で恥ずかしい思いをすることも少なくなってきたようです。」
【フードバンクかながわ】では『一合運動』がスタートし、お米を一合から寄付していただけます。寄付されたお米は再精米し、1.5キロずつ再包装しています。
「人」という字は人と人が支えあっていて、
「食」という字は人を良くするものとも言えます。
フードドライブは「食」を通して、人と人をつなげようと絶えず努力する人によって成り立っていることを感じられる、助け合い、そして支え合っていきたいと思う体験でした。
これからも日常から食べ物の「もったいない」を、困っている誰かの「ありがとう」へ繋げられるように【フードドライブ】に継続的なご協力をお願いいたします。
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