こんにちは、無印良品イーアス春日井です。
本日もイーアス春日井 MUJIBOOKSスタッフが毎日お伝えしている
「今日のずっといい言葉」から、素敵な言葉をお届けしようと思います。
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しかしシマリスのほんとうのクノーというのは
みんな変わってしまうことでぃしょう
『泣きたい日のぼのぼの』
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「ぼのぼの」とはいがらしみきおさんによる4コマ漫画。
4コマ漫画でありながら、哲学的な部分や心に響く部分もあり、多くのファンに愛されています。
かわいい絵となんだか人間くさいキャラクター達。
その中でも「泣きたい日」というテーマに合わせた本書は、特に自分と重ねてしまうことが多いです。
今回の「ずっといい言葉」はシマリスくんのクノーのお話。
親の介護というとても現代的で身近なテーマを取り上げている回です。
シマリスくんはあんなに元気だったり幸せそうだったりしたものがなぜ変わってしまうんだろうと苦悩します。
本当につらいことは介護なんかじゃなくて、みんな変わっていってしまうことがつらいのだと。
しかし、だからといって自分の現状が全く変わらないこともつらいのだと。
そんなことをぼのぼのと会話している一幕です。
変わるのがつらい、という気持ちはぼくもよく分かります。
本当は変わらないものなんかなくて、自分だって常に変わっているのに、
もうなくなってしまったものや変わってしまったものを数えては悲しくなったりしてしまいます。
ぼのぼののこの回を読んでも、それらが解決されることはありません。
変わっていくものを全く元の姿に戻すというのは、できないから。
でも、シマリスくんはおとうさんと話す中で、自分にない価値観を知っていきます。
それは、「受け入れる」ということ。
受け入れたうえで、今を精一杯全うして前に進んでいくことです。
色んな事が変わってしまう。もちろんそれが寂しいこともあるけれど、
でもそれと同じくらい明るかったり楽しいことがその先にあるかもしれません。
受け入れたうえで、自分の出来ることを全うしていくこと。
その中で、どんどん楽しみを見つけ出していくこと。
急ぎ過ぎても疲れてしまうので、少しずつで大丈夫。
少しずつ、一歩ずつ、前に進んでいきたいと思います。
当店で取り扱いのある書籍から MUJIBOOKSスタッフが見つけた、いい言葉を伝えています。
中央広場にて「今日のずっといい言葉」毎日更新しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
ではまた次のおたよりで。
無印良品イーアス春日井