【東京有明】着られなくなった古着だって役に立つ

古着1

売り場・サービス紹介

2021/06/10

こんにちは、無印良品 東京有明 の おたより担当です。
 
無印良品 東京有明 は江東区と協力し着られなくなった古着の回収を行っています。
3階フロアにある大きな回収ボックスの中には、日々お持ちいただいた古着がたくさん入っています。
 
回収ボックス1
 
回収ボックス2

このたくさんの古着たち。
「一体、この後はどうなっているんだろう。」「どのようににリサイクルされ、再利用されたものは何になってるのだろう。」ということで、先日スタッフが古着回収の工場へ行ってきました。
 
 
まず、東京有明で回収された古着は大きなトラックに乗って、専門の工場へ運ばれます。
工場の中はありとあらゆるところから回収された古着たちが、倉庫の天井まで積まれていて古着の山、山、山。
 
古着
 
この大きな古着の山を一つひとつ人の手で選別していきます。
選別の種類は細かく分かれていて、まだ洋服として着られるもの、糸や綿などの原料となるもの、再利用されるもの。など約260種類。
魔法のような手さばきで、従業員の方々が次々に選別していきます。
 
 
選別1
 
選別2

 
それぞれに選別された古着たちは、ぎゅっとプレスされます。
 
プレス

まだ着られるものの多くはパキスタンやマレーシア、バングラディシュなどに輸出されます。
なんでもかんでも送れば良いという訳ではなく、各国の気候やお国柄の情報を考慮して、現地の人の心を裏切ることのない衣料のみを送っています。
 
その他にはウエス(工場用のお掃除布)として再利用されたり、反毛材料として断熱材や軍手、綿状にして座布団やベットなどの中綿にしたりなど幅広く再利用されています。
 
再生材料

 
お家にある不要になった服、ただ捨てるのはなく循環させる取り組みにぜひご協力ください。
無印良品 東京有明が窓口となって、回収された古着は江東区の業務委託業者に引き渡され、国内外で再利用されます。
ご協力いただいたみなさまには、再生糸99%でつくられた軍手をプレゼント。

こちらの江東区との取り組みは、他店舖で実施されている「BRING」プロジェクトとは異なり、無印良品以外の布製品も回収可能です。
 
ただし、回収できないものもございますので、ご注意くださいね。
<回収できないもの>
靴類・ぬいぐるみなど/生地・布地など/布団・座布団・枕など/ゴム製品・ビニール製品/汚れがひどいものや濡れていたり状態の悪いもの/ボタンがとれている、穴があいているなど修繕が必要なものは回収不可です。
 
回収ボックスは3階刺繍工房横に設置しています。
お持ちいただいた際は、お近くのスタッフにお声がけくださいね。
 
 

【リンク】
■無印良品の空間企画■
https://www.muji.com/jp/business/space-planning/
■無印良品東京有明■
https://shop.muji.com/jp/tokyo-ariake/
■無印良品東京有明Instagramで情報発信しています■
無印良品 東京有明(@muji_tokyoariake)

 
 
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