こんにちは。
無印良品 芦屋モンテメールです。
今回は、私が一番オススメする芦屋の建築をご紹介しますね。
ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)です。
アメリカの建築家であるフランク・ロイド・ライトが、
山邑家(灘の酒造家8代目山邑太左衛門)の依頼を受けて、
1918年に山邑家の別邸として設計したものです。
2階 応接室
小さなドアを開けて中に入ると、広々とした空間が印象的です。
3階 和室
飾り銅板の欄間が素敵です。
4階 食堂
木製の装飾と天井の装飾が特徴的です。
バルコニー
大阪湾を眺望でき、開放感があります。
建物は山肌に沿って階段状に建てられていて、
中に入ると複雑な構造のように感じました。
また、細かいところまで装飾や彫刻がされていて、
窓から見える景色や通気口からさしこむ光と自然にとけこんでいました。
芦屋に住み始めて15年以上経ちますが、
芦屋にこれほど素晴らしい建築があることは驚きましたし、
とても嬉しく感じました。
ゆったり落ち着く雰囲気の中で、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
館長さんのお話によると、
大正当時ではかなり珍しい、オール電化住宅だったそうです。
また、天井照明が少なく間接照明が多い住宅なので、夜はまた違う雰囲気ですよ、とのことでした。
今年はコロナの影響で中止しているそうですが、夜間見学会も毎年開催されるそうです。
来年は開催されることを願っています。
ちなみにヨドコウ迎賓館は入場料が必要です。
お越しの際は開館状況をご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
無印良品 芦屋モンテメール