おはようございます。
今週もすんばらしい一週間が始まりましたね。
10月に入ったので今年もあと3か月ですね。
気付けばもう年末ですよ。
年々月日が早く過ぎている気がします。
どうも近鉄四日市店長の西中です。
今週のテーマは先週に引き続き無印良品のモノづくりで大切にしているテーマ「工程の点検」についてです。
■モノづくりには多くの工程がある
モノ1つ作るだけでも様々な工程があります。
例えば材料を選り分けたり、大きさを整えたりなど言い出したらきりがない程に様々な工程を経てモノができあがります。
想像して頂ければ当たり前なのですが出来上がっている商品を見ると中々「どんな工程を経て作られたんだろう?」と考えることってありませんよね。
そのような目線で商品を見て頂けると別の楽しみがあると思います。
■ひとつの商品ができるまでのプロセスを徹底的に点検
無印良品の商品は商品ができるまでの工程を点検します。
不要な工程は省き、実質本位のモノづくりを常に目指しています。
無駄な工程を省く事は、商品を作る上で素材を無駄なく使う事もできます。
またコストダウンにもつながるためとても重要なんですよね。
■例えば・・・
トップ画像で私が手にしているヌメ革の財布シリーズです。
こちらの商品は色染めもしていませんし、艶出しの工程もありません。
財布で必要な機能だけを突き詰めた結果、ヌメ革本来の色で仕上がった商品です。
ヌメ革はとても丈夫ですし、使っている間に革は馴染み、色も徐々に変化していきます。
私はそんなヌメ革の商品が好きでカードケースなど様々なヌメ革の商品を使っています。
他にも人気商品のお菓子「不揃いバウムシリーズ」や「不揃いホワイトチョコがけいちご」などの「不揃いシリーズ」はとても分かりやすい「工程の点検」によって生まれた商品群です。
焼きムラや凸凹、変形、粒の大きさ違いなど、おいしさに関係なくはじかれていたものも活かした商品です。
無印良品が目指す商品はこのような実質本位であり、理性的に満足できる商品の開発です。
■まとめ
今回は「工程の点検」ということをテーマにお話をさせて頂きました。
たった一つの工程であっても、大量に商品を作る上では非常に大きなことです。
上記にも上げた通り、選り分ける作業が無くなることで、商品を作る時間の短縮やコストダウン、材料を無駄なく使うことで資源を大切にすることが出来ます。
無印良品にはこのような商品がたくさんあります。
無印良品に来店して頂いた際は、是非商品名を見てどこの工程を点検したのかな?と思って売場を見て回って頂けると楽しいと思います。
そんな私のプライベートは無駄な工程が盛りだくさんです。
プライベートは無駄を楽しむくらいがちょうどいいですよね(笑)
仕事は工程を点検し、私事は無駄を楽しもう!
今週も素晴らしい一週間にしましょう。