こんにちは。無印良品近鉄四日市のインテリアアドバイザーです。
前回に引き続き、無印良品が考える感じよい暮らしにするための、お片づけのコツをお伝えしていきます。
お家で過ごす時間が長くなっているこの機会に、ぜひお家のお片づけをしてみてください。
では、前回のおさらい。
この4つのステップの流れでやっていきます。前回の『持ち方』を考える、では
■現状把握 写真を撮ってみる
■選別する
これらを行って、今必要なものだけを残していきました。
前回分を読んでいない!という方は
コチラをクリックしてください。
今日は次のステップの収納のカタチについてお伝えします。
『収納のかたち』を考えるポイントは3つあります。
まずは1つ目のポイント。
『配置する』ですが、配置は大きく3種類に分かれます。
①「壁一面」にまとめる
②「間仕切り」にまとめる
③「隙間」にまとめる
です。
①「壁一面」とは、このお部屋のように壁に収納をまとめます。
②「間仕切り」にまとめるとは、このようにお部屋の中央に収納を配置します。
③「隙間」にまとめるとは、このようなクローゼットなどの収納です。
①~③のどの配置にしても1箇所にまとめることで、自由に使えるフリースペースが増えます。
続いて2つ目のポイント。
『汎用性で選ぶ』ですが、汎用性がある収納家具を選ぶということです。
汎用性とは?
その収納があらゆる用途で使え、サイズや形が変えられるということです。
ワードローブ~キッチン~AVラックあらゆる用途で使える汎用性がある収納を選びます。
この写真の収納家具は、無印良品の中でもロングセラー商品のユニットシェルフです。
組み替えたり、パーツを買い足して、様々な用途に使えます。
新しく家族ができたり、住まいが変わってもカタチを変えて使い続けられます。
必要なくなった場合も、使う人が変わっても、組み合わせを変えれば、新しい用途で使い続けられます。
このように収納家具は“汎用性”まで考えて選ぶことをお勧めします。
続いて3つ目のポイント。
『揃える』は、収納用品の色、形、素材を揃えるということです。
下記の、収納家具のシミュレーター図をご覧ください。
素材(色を)揃えた収納です。一見、何の問題もないように思えます。
実は、この収納は・・・
『見た目』は、収納の引き出しが不規則な「入れ方」のため、ごちゃごちゃして見えます。
『使い勝手』としても、置き場所がバラバラなので、どこに、何があるかが一目でわかりません。そのため、探す時間がかかる、戻し場所が適当になるため、『散らかりやすい』状態を作ってしまう収納になってしまいます。
では、『揃える』を取り入れると・・・
『見た目』でも規則性があるため、すっきりとして見え、空間になじみやすくなります。
『使い勝手』としても、どこに何があるか一目瞭然なので、使いやすいだけでなく、戻し場所も明確になります。そのため、『散らかりにくい』収納といえます。
しかも、プラスαの効果として、メリハリの利いた収納になります。上段の空間にはお気に入りのものをしまっても、下段はすっきりとした収納なので、目立たせたい部分が上手に引き立つ収納といえます。
今日は、『収納のかたち』についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
是非、この機会にお片づけを進めてみてくださいね。
もし、ご自身でやってみたけど、うまくいかなかった。収納のカタチの相談にのってほしいという方!
インテリアアドバイザーがご相談にのります。
しかしながら、大変、恐れ入りますが、ただいま店舗が休業中のため、相談会が実施できない状況です。休業があけましたら、ぜひご連絡ください。
では、次回は『しまい方』についてお伝えします。
それまで、皆様どうぞお体に気を付けてお過ごしくださいませ。
*ただいま近鉄百貨店の臨時休業に合わせ、無印良品近鉄四日市も休業しております。