こんにちは。無印良品近鉄四日市インテリアアドバイザーの泉です。
新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務や休業などによって家にいる時間が長くなっていますね。
ストレスもたまりやすいですが、このお便りがみなさんの気分転換になれば、と思います。
さて、あさけが丘団地リノベーションのお話。前回は地域の方と四日市市役所とのつながりについてでした。
今回は、地域の方と行ったDIYのお話です。
あさけが丘団地のリノベーションのプランを立てる中で、『自分たちでできることは、自分たちでしよう』と決めていました。
無印良品では、古い団地や学校、古民家をリノベーションして再生させてきた実績があります。それらの一部の取り組みの際にもDIYを行ってきました。実は、無印良品近鉄四日市が出店している近鉄百貨店のバックヤードの壁も、百貨店の方と一緒に塗装してDIYをしました。
『自分たちでできることは、自分たちでしよう』の精神です。
さて、今回の団地リノベーションでは、壁や天井の塗装と、床の貼り替えをDIYで行うことにしました。
DIYには、地域の住民の方にも参加してもらえるよう呼びかけ、参加する大学生との交流もできればと計画を立てていました。
まず、DIYをみんなでやる前に、下準備が必要です。
一部屋は、壁と天井のもともとの塗装がひどく剥がれており、そのままでは塗りなおすことはできない状態でした。
このような剥がれかけの塗料は紙やすりで削り落とし、その後、塗らない場所にはマスキングテープと養生シートでカバーしていきます。皆で集まってDIYをする前に仕上げておく作業です。
それにしても、この作業が、地味に大変!しかし、この作業を丁寧にやるか、やらないかで仕上がりに大きな差が出ます。
とにかくこの作業は頭から足まで全身が汚れてしまう為、防御策として、汚れても良いようにレインコートを着て、帽子をかぶり、防塵メガネ、マスクを装着しました。
あまりに、不思議な格好になったので、記念に撮影してみました。
この日は、女子であることを忘れて黙々と作業しました。
そして、いよいよ地域住民、大学生と行ったDIY当日です。
(*住民、大学生とのDIYは緊急事態宣言発令前に実施しております。)
さっそく、天井、壁の塗装を行いました。
そして、もう一部屋では床材を貼り、オイル塗装をしました。
それから、木製のキッチン台に、防水塗料を塗っていきます。
そして、休憩時間には、団地の集会場で大学生と団地住民の方々との交流が行われました。
お漬物のお裾分けをいただいたり、差入れのお菓子やお茶をいただきながら、楽しい時間を過ごしました。
新型コロナの影響がなくなれば、また集会場でお茶会をやりたいですね。
この日の仕上がりは、こんな感じです。
なんとか、無事にDIYが終了しました。
DIYの日は、団地住民の方だけではなく、あさけが丘にお住いの方も手伝いに来てくださいました。
DIYを通じて地域の方と交流が持てたことは、本当に良かったと思っています。
ご協力いただいた皆様、また下準備の際にご指導いただいた職人の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
ホシダンのお話、今日はここまでです。
いかがでしたでしょうか。
次回もどうぞお楽しみに。
過去の『ホシダン』はコチラからお読みいただけます。
Vol. 1
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Vol. 7
Vol. 8
*ただいま近鉄百貨店の臨時休業に合わせ、無印良品近鉄四日市も休業しております。