無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中から、お客様に紹介したい”今日のずっといい言葉”を選んでいます。
はやいもので9月も終盤に差し掛かろうとしていますね。
窓を開けると外から気持ちの良い秋の風が入ってきてなんだか嬉しくなります。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
最近、わたしは友達と電話で話をしながら夕方の散歩に出かけることにはまっています。
歩いていると様々なものに出会います。季節の訪れを感じる植物やその香り、雲の形、街の人や建物、風景など、時には注意してみなければ気付かないような発見をすることもあります。
今日はすこし変わった「小さな発見」を体験できる1冊をご紹介しようと思います。
「観察練習」
著者 : 菅俊一
発行所 : NUMABOOKS
定価 : 1,760円(税込)
この本では、見慣れた風景やモノをいろんな視点で観察してみる事で新たな発見や気づきがあり、変わらない日常だと思えた世界が面白く見えてくる56の事例が紹介されています。
例えば、お弁当に入っていたフライにかかっているソースの軌跡が、アルファベットの「N」に見えること、自動販売機で売られている飲料の何気ないキャッチコピーなど・・・・。
たいていは気付かず通り過ぎてしまいがちですが、私たちが普段目にする何気ない風景には実はなんらかの意味やメッセージが潜んでいます。
ふと立ち止まって観察をしてみることで、それまで見えてこなかった世界が浮かび上がってきたりするのです。
著者である菅俊一さんは、あとがきに
”世界に溢れている面白さに気付いていこう。それさえできればきっと前よりも少しだけ、生きる事が楽しくなるはず”
とメッセージを残しています。
いつも通りの世界に潜んでいる小さな面白さを一緒に探してみませんか。
観察の練習をはじめましょう。
無印良品近鉄四日市にお買い物に来たら、ぜひMUJIBOOKSに立ち寄ってみて下さい。
あなたの感性に響く1冊に出会えるかもしれません。