無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中から、お客様に紹介したい今日のずっといい言葉を選んでいます。
梅雨の晴れ間、お天気がいい日もじめじめして暑くなり、すっかり初夏が続く四日市です。
みなさんいかがおすごしですか。
6月の特集の本は、『かしこい料理』です。
「あのひとの台所」、「オルタナティブ料理」、「読む料理」、「少なくていい食生活」と4つのカテゴリーに分かれています。
その中から「あのひとの台所」を紹介します。
「信州・りんご農家の知恵と工夫 せっちゃんの保存食」
著者: 飛田和緒
料理: せっちゃん
発行: ㈱KADOKAWA
定価: 1,595円(税込)
この本の料理は、全て"せっちゃん"こと堀田節子さんが作っています。
長野県に生まれ育ち、りんご農家でお孫さんの世話をしながら毎日忙しくしている中で作っている、昔ながらの懐かしい保存食の数々が紹介されています。
四日市でも母や祖母の時代にはよく作っていたが、いつの間にか作る人も減ってしまい、知る人もいなくなったレシピに、ようやくめぐりあったかのような懐かしい感じがする料理です。
今からの季節に漬けるとちょうどいい、梅やみょうが、昔父の友だちのお母さんからもらったらっきょうの甘酢漬けなど、今年はおうち時間が増えたのでぜひ、チャレンジして欲しい料理です。
保存が半年ほど効く保存食ばかりなので、忙しい日の箸休めにいかがですか。
もう1冊紹介します。「オルタナティブ料理」から。
「食べられる庭図鑑」
著者: 良原リエ
発行: KTC中央出版
定価: 1,760円(税込)
オルタナティブてなんぞやと思い調べてみました。
いろいろなサイトや電子辞典によって、少しずつ解釈は違う言葉ですが、代替案、二者択一という意味の英語からきているようです。
この本の料理は、もう一つの新しいスタイルを感じられます。
庭で栽培したハーブや野菜、野イチゴやベリーなど、果実を使った料理が紹介されていますが、レシピ集というより植物の写真集や図鑑のような美しい写真を眺めるのも素敵です。
こちらの本もぜひ手にとってみてください。
6月の特集の本は、古書売場の隣です。
無印良品近鉄四日市にお買い物に来た時は、ぜひMUJIBOOKSによってくださいね。