【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

MUJI BOOKS

2021/04/18


 無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中から、お客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。 

 4月に入ってから、朝の近鉄四日市駅は、真新しい制服の学生さんやスーツ姿の新社会人を見かけます。緊張した顔つきに初々しさを感じ、大丈夫だよとエールを送りたくなりました。
新生活が始まった人もそうでない人もいかがおすごしですか。
 
 
古書売り場の隣、毎月の特集コーナーが変わりました。
4月の特集は『おいしい文庫』です。

『おいしい文庫』では、「ことばのうま味」、「あかるい食卓」、「草木虫魚」、「2時間ばかりのものがたり」の4つのカテゴリーに分かれています。

その中から本日は「2時間ばかりのものがたり」より、この本を紹介します。


「サキ短編集」
著者:   サキ
訳者:   中村能三
発行所:  ㈱新潮社
価格:   520円(税別)
 
著者のサキはイギリスの作家です。欧米では、O・ヘンリーと並ぶ短編の名手といわれているそうです。
O・ヘンリーの短編集は読んだことがありますが、サキ短編集は初めて知りました。ユーモアのある物語の中にピリっとした苦味と、ぞわりとした人間の醜さも見え隠れして、甘いような酸っぱいような短編集です。
2時間ほどで読める短編集なのかと読んでみましたが、ウィットのある風刺の意味がわからず、前に戻って読み直したりと、読み応えのある短編集でした。

 
【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

 
4月の特集は、文庫ばかりです。春を感じられる言葉がちりばめられた文庫や、食べるということを突き詰めたエッセイ、庭につどう虫たちの様子を書いた本、昔読んだ懐かしいSF小説と初めて会う短編集まで。この春だからこそ、読んで欲しい文庫ばかりです。


いつもと違う春だからこそ、出会える文庫もあるかもしれませんね。


 

【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS



 無印良品近鉄四日市にお買い物に来たら、MUJIBOOKSにもぜひ立ち寄ってください。 
あなたが、春を感じる本に出会えるかも。