【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS

MUJI BOOKS

2021/04/03

無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中から、お客様に紹介したい今日のずっといい言葉を選んでいます。

3月に入ってから暖かい日が続き、春はすぐそばまでですね。海蔵川や十四川などの桜の花のつぼみは、まだまだかたいようですが、近所のおうちのソメイヨシノの桜の木は、日当たりがいいので、少しつぼみもほころんでいるような気がする四日市です。
みなさんいかがおすごしですか。

本日は、3月の特集の本『いつものもしも』の中から「もしもに備える」のテーマよりこの本を紹介します。

「被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40」
著者:    アベナオミ
出版社:  ㈱学研プラス
価格:    1,200円(税抜)

この本は、十年前の東日本大震災で宮城県にて被災した著者が、その時に感じた事、あったら良かった物、こんな使い方をしたら間に合った事など実体験にもとずいた、いろいろな体験をエッセイマンガとして描かれています。

著者の東日本大震災被災時のリアルな体験が生々しかったりしますが、ホッとする絵柄のイラストとエッセイマンガで、防災として心がけた方がいい事が、読みやすく書かれています。

先日、一か月ほど前に福島沖地震がありましたね。四日市でもゆっくりとした揺れでしたが、久しぶりの地震の為、びっくりしてしまいました。四日市では津波の心配はない地震でしたが、地震の体験がほとんど記憶にない私のこどもは不安になり、津波が鈴鹿川まで来た時は、自宅からどこに逃げたらいいのか、どこの避難場に行けばいいのかを私に聞いてきました。

四日市市が作成した津波避難マップを見ながらこどもたちと話をしましたが、津波が来た時に自宅から逃げのびなければいけない場所は、足の弱った高齢者の父が歩いていくには難しいのが分かりました。自宅から高齢者の父が歩ける範囲で、自宅から近い地域で一番高く、頑丈な建物で津波避難ビルになっている場所を確認しました。

東海地方では、100年に一度大きな地震が起きています。1944年の昭和東南海地震、1945年の三河地震、1946年の昭和南海地震とも津波が四日市にも到達したと言われています。

1944年の昭和東南海地震の時は、ちょうどお昼時だったため、多くの火災が起こったそうです。
私の祖母の家は、当時、まきを使ったおくどさんで煮たきをしていて、激しい揺れのため、大鍋がひっくり返りおくどさんのまきを消してくれたので、火事を出さずにすんだそうです。舞い散るおくどさんの灰と土壁からでる土ぼこりの中、祖母はおくどさんから離れたところで体を丸めて震えていたそうです。とても怖かったそうです。

「もしも・・・」なにか災害が起こったときには、心づもりしておきたいですね。

 
【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS


 
【近鉄四日市】今日のずっといい言葉|MUJIBOOKS




こちらの本は古書売場隣の『3月の特集』の本です。『3月の特集』は、『いつものもしも』です。
「生きている」、「いつもの恵み」、「東日本大震災」、「もしもに備える」、「こころとからだ」です。各テーマ毎にいろいろな本があります。

無印良品近鉄四日市に買い物に来た時には、MUJIBOOKSもぜひ、のぞいてくださいね。
あなたの防災意識を高める本に出会えるかも。