無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中からお客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。
秋も深まり、空も澄み切って電車の中から見える御在所岳が、青く、くっきり、美しく見える四日市です。
みなさんいかがおすごしですか。
「物語を売る小さな本屋の物語」
著者: 鈴木 潤
出版社: ㈱昌文社
価格: 1,650円(税抜)
今回紹介する本は、四日市の松本街道沿いにある、こどもの本専門店「メリーゴーランド」の京都支店「メリーゴーランド京都」の店長 鈴木潤さんが書かれたエッセイです。
鈴木さんは、四日市の「メリーゴーランド」で毎月行なわれるレクチャーや、子どものキャンプなどいろいろなイベントの企画をされて、2006年に京都に出店するのを機に、京都に移り住んだ方です。
鈴木さんが、四日市の子どもの本専門店「メリーゴーランド」で毎月開催していた、作家さんをお呼びしたレクチャー会は三重県在住の方だけではなく、遠方から参加される方も多いも大人気イベントです。
以前、私もレクチャー会に参加したことがありますが、講師となる作家さんと参加者との一体感がすばらしく、四日市にこんな企画を立ち上げるなんて、どんなすごい人なんだろうなと、当時思ったものです。
その当時を思い出しながらこの本を読みましたが、鈴木さんは四日市弁丸出しのユーモラスな文章で、メリーゴーランドのイベントの話や、京都に出店した話など、まるでちいさな女の子が冒険に出かけた話を読んでいると錯覚するほど、物語に満ちたエッセイでした。
残念ながら、「メリーゴーランド」四日市店の毎月のレクチャーは、今年は中止のようですが、鈴木さんが店長をしている「メリーゴーランド」京都店は、「オンラインセミナー」にてレクチャーを配信しているようです。
興味のある方は、「メリーゴーランド」京都店のオンラインストアをのぞいてみてください。
こちらの本は、「木育広場」にある『メリーゴランド』コーナーにあります。
MUJIBOOKSに来た時には、一度、「木育広場」の『メリーゴーランド』コーナーにも寄ってみて下さい。
四日市にある子どもの本の専門店の冒険に満ちた物語のような本屋さんの話に出会えます。
四日市市の「メリーゴーランド」店長 増田さんの本も置いてありますので、ぜひお手にとって見て下さい。
無印良品近鉄四日市のMUJIBOOKSでは、地域の方とつながりたいと思い、地域の方が出した本も紹介しています。