無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、
BOOKS商品の中からお客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。
一カ月前の猛暑が、うそのような肌寒い朝晩がある四日市です。
秋の空の青さに、もの悲しさを感じるのは私だけではないのではないでしょうか。
みなさんいかがおすごしですか。
空の青さに、もの思いにふけりながら選んだのが、この本です。
「空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集1」
著者: 谷川俊太郎
出版社: ㈱KADOKAWA
価格: 760円(税抜)
谷川俊太郎さんといえば、「二十億光年の孤独」という詩を国語の教科書で読んだ人が多いかもしれません。その詩もこの詩集の中に入っています。
この詩の発表時は、旧かなづかいでしたが、この本では新かなづかいに改めてあり、読みやすくなっています。
谷川俊太郎さんの初期に発表された詩集のため、谷川さんの少年のようなみずみずしさと、かたくなさと、自分が存在することの孤独の中に感じる明るさというものが同居する作品集です。
この本は「今月の特集」の本です。
「10月の特集」は「文庫」です。
手軽にかばんに入れて持ち歩けるので、電車の中でも、友だちとの待ち合わせの合間でも、ちょっした時間に読めるのがいいですね。
「10月の特集」の本は、古書売場横のテーブルにあります。
ぜひお手にとってご覧下さい。