【銀座】Gallery1にて新しい展覧会がスタートしました|6F ATELIER MUJI GINZA

blog_201030_G1_1

その他

2020/10/30

10月23日よりATELIER MUJI GINZA Gallery1にて「Rethinking Anonymous Design - 名前が消えるとき 展」がはじまりました。

本展では、「永井コレクション」の20世紀の有名無名の良品、約100点を中心に展示します。
会場には年代、作者名、メーカー名などは記載せず、モノは並列に配置されます。名前が消え、モノの機能とかたちを無意識の眼で見るとき、私たちの対象との関係性はどのように変わるのでしょうか。

blog_201030_G1_05.jpg



「アノニマス・デザイン」。それは一般に、日常の量産品における匿名性、作り人知らずという意味で語られています。
日本では、1960年に開催された「世界デザイン会議」で、プロダクトデザイナー柳宗理さんが初めて発言し広く知られるようになりました。

blog_201030_G1_02.jpg



Gallery1ではこれまで、福岡のインテリアデザイナー、永井敬二さんの膨大かつ貴重なモダンデザインのコレクションの一部をお借りし、3つの展覧会を開催してきました。
自身のコレクションについて、永井さんが繰り返し語ってきたこと、それは「デザイナーやブランドの名前であるとか、歴史的に重要だからという理由でモノを欲しいと思ったことは一度もない」という矜持です。

blog_201030_G1_04.jpg



結果として「永井コレクション」の大半にはデザイナーの署名がありましたが、すべてのモノに共通するのは声高な主張を控えた、てらいのない表情とかたちが与えられていることです。
これは、モノにまつわる情報から離れ自身の審美眼によって築いた、独自の「アノニマス・デザイン・コレクション」なのではないでしょうか。優れたデザイナーが関わっているからこそ、卓越した「アノニマス」も誕生する、と私たちは考えます。
ここから再び「アノニマス・デザイン」と「デザイン」の間(はざま)について考えてみませんか?

blog_201030_G1_03.jpg

 

--------------------------------------------------------------------
【Gallery1】Rethinking Anonymous Design - 名前が消えるとき 展
2020年10月23日(金)ー2021年3月14日(日)
展覧会ページ|https://atelier.muji.com/jp/exhibition/2274/

時間|営業時間・休館は、店舗に準じます。
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Galle­­ry1 入場無料
〒 104-0061東京都中央区銀座 3-3-5  無印良品 銀座 6F
 

ATELIER MUJI GINZA
公式サイト|https://atelier.muji.com/jp/
Twitter|https://twitter.com/ateliermuji/
Instagram|https://www.instagram.com/ateliermuji_ginza/
You Tube|https://www.youtube.com/c/ATELIERMUJIGINZA


無印良品 銀座



この機会に、MUJI passportアプリ内で銀座をフォローいただき、from MUJIで配信される情報をお楽しみください。

店舗フォローは店舗検索の画面、または、この記事の上のフォローを押して、エンジ色になるとフォローができたことになります。

【銀座】店舗フォローの仕方





 

関連記事