【銀座】<おうちですごそう>心地よい収納のコツ⑥

モノの量を確認している

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2020/05/26

こんにちは。
おうち訪問インテリアアドバイザー連載、第6回目です。
今回は山口が担当します。
前回、工藤からお話したのは、使う人、使用頻度を考えて収める場所の適正を判断してきました。
そこで今回は「モノの量」を考えるです。
 
なぜ、モノの量を考える必要があるのでしょうか。
いつも収納スペースからモノが溢れているのが気になっている方、是非確認してみてください。
モノは勝手に増えることはありません。
では何が原因なのか探ってみましょう。
 
溢れる原因としては、2つ。
1)無意識にモノを増やしている。
2)収納スペースが足りない。
 
原因の一つ、無意識にモノを増やさないために「おうちの定量」を決めておくと、モノが溢れることを防ぐことができます。
では、「定量」の決め方の目安をいくつかご紹介します。
 
例えば、まくらはいくつ持っていますか?
1人1つで充分なはずです。

食器はどうでしょう。
食器と言っても、お皿・コップ・お茶碗・コーヒーカップなど種類がいっぱいです。
まくらと同じく、1人1つでよいはずですが、なぜか収納スペースから溢れていたりしませんか。
食器が多い
 
なぜか、分からないけど食器が多くて減らしたいなと思っている方にお話するのが「いすの数だけ」にしてみるです。
なぜかというと、来客時お茶を出したり、ケーキを出したりします。
その時、いすやソファに座っておもてなししますよね。
お招きできるお客さま分、用意できればよいはずなので「いすの数だけ」にするのです。
新たに一式揃える方にもおすすめの方法です。
 
 椅子が2脚、なので
ダイニングテーブルに椅子2脚

食器は各2つずつです。
食器2枚ずつ

 
「定量」が、決まると数を絞ることができますし、お客さまがいらしても食器が足りなくなることがありません。
もちろん、趣味で食器を集めている方もいらっしゃると思います。
この目安は、なんだか分からないけど、食器が多くて減らしたい方への目安です。
 
「定量」とは、人によって異なります。
目安はあっても、全員一緒にはなりません。
なぜならば、くらし方がみんな違うからです。
くらしに合わせた「定量」の決め方もあります。
 
例えば、消耗品。
消耗品はいくつあっても、困りません。
ですが、収納スペースは限られていて、消耗品は、無意識に増える理由がたくさんあります。
安い時にまとめて買っておきたい、数が多くパックになっているモノを買った方がお得だから、どうしても、増えてしまう。
そうすると、収納スペースが足りない。
 
収納スペースが増やせるなら、問題は解決なのかもしれません。
もちろん、スペースはある場合はよいのかもしれません。
そうではなく、お得な時に買い物をしてたくさんストックしておきたい気持ちと今ある収納スペースにモノを収めきりたい気持ち。
天秤に掛けて、どちらが自分にとって心地よいのかを考えることがとても重要です。
 
お得な時にお買い物しておきたいのであれば、収納スペースの一部を予備スペースとして確保することを検討します。 
洗面

限られた収納スペースに収めきりたいのであれば、使用頻度の高いモノを多めに考え、使用頻度の少ないモノは少なめにすることなどが必要になります。 
ストック類

無意識にモノを増やすことを減らし、少し意識するだけでも変わってくると思います。
自分が心地よく過ごせる「定量」を是非、見つけてみてください。
 
今回は「おうちの定量」について考えていきました。
考え方はいろいろありますが、無意識にモノを増やさないように「定量」を決めることは大事です。
「定量」が決まってくると、必要な収納用品も選びやすくなってきます。

次回は、モノのまとめ方についてお話します。
是非、次回も参考にしてみてください。
 
 
無印良品 銀座


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