こんにちは、インテリアアドバイザーの工藤です。
無印良品 銀座のインテリアアドバイザーから発信している心地よい収納のコツ5回目になります。
今回は収納する際に必要なコツをお伝えします。
それは、『使用頻度を考える』ことです。
まずは前提として、
前回の要不要の確認ができた上で収納を考えます。
必要なものを使用頻度に合わせ収納場所を考えていきましょう。
使用頻度を考える理由としては、よく使うものを使いやすい位置に配置することで出し入れのストレスが軽減します。
また、作業効率が上がり時間短縮にもつながります。
今まで、なにか使いづらいなと感じていた原因は、もしかすると使用頻度と収納する場所が不一致だったかもしれません。
【まず使用頻度を考え、並べてみましょう。】
左から使用頻度の高いものを順番に並べ、
- 毎日使う
- 2~3日に1回使う
- 週に1回使う
- 月に1回使う
- 年に1回使う
このような基準に分けてみましょう。
次は、
【しまう場所を考えます。】
まず一番使いやすい高さを考える際、中段→下段→上段の順に使いやすいものを配置します。中段の「使う人の目線から、手を下げた位置まで」が一番使いやすいゴールデンゾーンといわれています。
使用頻度:高
中段がゴールデンゾーンになります。
このようにキッチンでは、カウンター上やその下の引出が一番使いやすい場所になります。
ここによく使うものを配置しましょう。
使用頻度:中
その次に下段。こちらは引出なので少しかがめばさっと取り出すことができます。
使用頻度:低
上段には使う頻度が低いものを。
年に1回しか使わないものや軽いものを収納しましょう。
もちろん使用頻度が低くても重いものは下段、など重さや大きさに合わせて配置することも必要です。
その際は、使用頻度で手前と奥を意識して配置しましょう。
また、収納のタイプによって使いやすい位置は異なります。
開き戸なら、中央が取り出しやすい位置になりますね。
扉の開き方によっても使いやすい位置はかわります。
そして、
【使用頻度に合わせ、使いやすい場所にしまいます。】
使用頻度が高いキッチンツールは、カウンター上に
お子様も出し入れしてくれるカトラリー類は引出の手前にしたり、使う頻度が低いものは奥にと収納場所を決めましょう。
キッチンでよく使うラップ類は引出しの手前にいれたり、
また、こちらのキッチンのように作業台がシンクの左側にある場合、左から使用頻度の高いモノ→右側に使用頻度の低いモノ(ストックなど)の順位で配置をします。
【使う頻度の高いモノから、出し入れしやすい位置を考えてみましょう。】
いつも使う引出しが使いにくいな…と思ったら、中に入っているモノの使用頻度を考えてみてください。
ここになくてもいいものが入っていたりしませんか。
『使う人、使用頻度、しまう場所』を意識して、収納を考えるとちょっとの工夫でとても使いやすくなります。
キッチンやリビングの引出しなど、普段よく使う場所から一度見直してみてみませんか。
無印良品 銀座
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