【銀座】<おうちですごそう>心地よい収納のコツ(1)

INFILLダイニング売り場

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2020/05/07

こんにちは。インテリアアドバイザーの山口です。
私は、お客さま宅へ伺う「訪問サービス」を担当しています。
 
無印良品 銀座では、限定サービスとしてご自宅に伺い、収納見直しを行うサービスがあります。

ただ、現状はサービスを中止しており、お客さま宅へ伺うことができていません。
店舗からお客さまのお役に立てることが発信できないかと考え、<おうちですごそう>「心地よい収納のコツ」と題して、主に収納について、おうちでできるコツをご紹介していきます。


今回は、片づけしたいけど、何から始めたらよいのか困っている方へ。

押し入れの中を全部出して、思い出の品が出てきて、いつの間にか夕方…なんてことはありませんか。
いきなり大きな収納場所やモノを出して作業するのは大変、骨の折れる作業です。
 
そこで、初めから大きなところにチャレンジすると、途中で疲れてしまうので、手始めに小さなところ、簡単なところから始めてみましょう。
 
まずは、「写真を撮る」です。

どこの写真?となると思います。

今回おすすめするのは、滞在時間の長い「ダイニング」です。
ご飯を食べたり、書き物をしたり、本を読んだり、その場所を写真で撮ってみてください。
写真を撮るものがなければ、遠目から客観的に眺めてみてください。
 
写真を撮っている画像

そして「直置き」「出しっぱなし」を探し、そして、原因を追究してみます。
例えば、ダイニングテーブル周りの場合、
 
散らかっているテーブル

こうなっていること、多くないですか。
帰宅後の鞄がいすに掛けっぱなし、床に置きっぱなし。リモコンや郵便物がテーブルに出しっぱなし。
 
写真に撮ってみると、いつもの風景が違って見えます。
「あれ、ここ気になるな」「バック置き場あるのにいつもここに置いてしまうな」など、客観的に見ることができます。
 
客観的に見ること、ここが大事です。
 
気になる「ぱなし」なモノたちを、撤去してみると…
 
テーブルすっきり

スッキリしますよね。
 
重要なのは、この撤去したモノたちを「どこに持っていくか」です。

とりあえずここでいいか、と移動させれば一時的ににきれいになるだけですよね。
これが持続できるといいなと思ったら、撤去したモノたちの行き場所を決めていきましょう。
 
行っていただきたいのは、ただモノを撤去するだけでなく、撤去したモノたちはなぜ、ここに置いてしまうのか、原因を考えることです。
 
例えば、バックを置く場所があるけど、そこまで片づけに行くのが面倒、リモコンを置く場所が決まっていない、郵便物、あとで見るから…、様々な理由が出てくると思います。
 
大体の原因は、「モノの定位置が決まっていない」「行動動線にあった収納場所になっていない」ことです。この原因が改善されない限り、また元に戻ってしまいます。
モノを出し入れしたり、収納用品を購入する前にしっかり原因を考え抜いてみませんか。
 
片づけは、ただ見た目をきれいにするだけではなく、モノを出し入れしやすく、快適に過ごすための方法です。
収納小物を買う前に、ぜひ、「直置き」「出しっぱなし」撲滅、そして原因を追究してみてください。
 
散らかる原因が分かると、収納を考えるときに自分に合ったルールをつくることができます。

今後も、銀座からお届けするfrom MUJIの<おうちですごそう>「心地よい収納のコツ」を参考にしてみてください。
 
集合写真

 
無印良品銀座


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