【銀座】「にほんのさけ」を紐解く「文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展」|6F ATELIER MUJI GINZA

文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展 会場写真①

イベント・地域情報/イベント

2024/07/18

こんにちは。
いつもFrom MUJIのおたよりをご覧くださりありがとうございます。

6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2では、2024年7月5日(金)より「文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展」 を開催中。
本展では、無印良品が共感するものづくりの一つの例として、島根県出雲で日本の酒を造る出雲杜氏・小島達也さんの醸造・哲学をご紹介しています。
 
小島達也さん 作業風景

「杜氏(とうじ)」とは、どういう日本酒を造るか、酒質の設計を行い、酒蔵の中で働く蔵人たちの指揮を執る人のこと。日本酒造りの醸造責任者です。
杜氏には地域性があり、日本各地で杜氏集団が活動してきました。出雲における「出雲杜氏」という呼称にも、先人の杜氏たちが培ってきた出雲の歴史や風土、技術が溶け込んでいます。
 
小島達也さん 作業風景②

小島さんは、出雲杜氏・醸造家としての思想と、先人たちがつないできた酒造りの伝統技法、いまある自然環境を利用してお酒を造り続けています。
 
小島達也さん 作業風景③

そもそも日本酒とは、お米、米麹、水を発酵させて造ったもの。お米の主成分であるデンプンは、米麹の分解酵素によって糖になり、その糖を酵母が消費してアルコール発酵します。
米麹による「糖化」と酵母による「アルコール発酵」。それらが桶の中で同時に行われることによって、日本酒ならではの複雑な香味が得られるのです。
 
文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展 会場写真

ぜひ会場で、過去と未来をつなげる小島さんの酒造りの思想を体感し、先人たちから受け継がれる「にほんのさけ」の味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
 
小島達也 プロフィール

小島達也 こじまたつや(出雲杜氏・醸造家/板倉酒造)

1984年、愛知県生まれ。建築科の学生時代に酒類に興味を持ち、酒販店勤務を経て、日本酒の杜氏を志す。
手造りの技術を学べる酒蔵として、島根県出雲市の板倉酒造にて蔵人となる。2015年より杜氏となり、伝統技法と自然醸造を織り交ぜた「無窮天穏」シリーズを展開。
近年は水酛やミードなど、野生酵母を生かした自然醸造にも取り組む。酒造りについての思想を、民俗学、生物学、哲学など多様な世界に学ぶ。
 
文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展 メインビジュアル

【基本情報】
「文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展」

会期|2024年7月5日(金)― 9月1日(日)
営業時間|11:00-21:00
会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 入場無料
*営業時間・休館は、店舗に準じます。
会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
*イベント開催に伴い、7/19(金)17:00-21:00までGallery1の一部展示品がご覧いただけない時間帯がございます。(Gallery2は通常通りご覧いただけます)

主催|株式会社良品計画
企画協力|小島達也(出雲杜氏・醸造家/板倉酒造)、コイル、竹内典子
しつらい|辛島綾
映像|大隅圭介
イラストレーション|浅妻健司
グラフィックデザイン|SHIMA ART&DESIGN STUDIO
施工|東京スタデオ

本展覧会では、展示をよりご体感いただくために併設したCoffee & Salonと連動してお酒を楽しむコンテンツをご用意しています。(「にほんのさけ」セットは20:30ラストオーダーとなります。)
他、会期中は小島達也さんによるトークイベントや在廊を予定しています。
詳細やお申込みについてはATELIER MUJI 公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせ致します。

※本展は小さなお子様やお酒を飲まない方でもお楽しみいただけます。
※20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。



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