みなさんこんにちは。
無印良品くらしラボ酒田の松本です。
第1~3回目は酒田市内の中山間地域の魅力や田舎暮らしについてお話しをしました。
第4回目は中山間地を離れ、松本が心惹かれる市街地の好きなところを紹介していきます。
1.まちのシンボル『山居倉庫』
酒田市の観光スポットといえば山居倉庫と答える人が多いのではないでしょうか。
わたしも酒田と出会ったときに最初に興味を持ったのは山居倉庫でした。
明治26年に建てられた米を保管するための土蔵づくりの倉庫で、12棟が連なり背後のケヤキ並木と石畳は思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな場所です。
現在も農業倉庫として使用されていて、一部はお土産屋さんやレストラン、庄内米歴史資料館になっています。
観光スポットになっているため残念ながら地元の人は立ち寄らず、わたしも酒田市民になってからは近くを通ってもあまり立ち寄らなくなってしまいました。
それでも近くを通るたびに素敵な場所だなと横目で眺めています。
そんな山居倉庫で今年の9月26日に山居バルというイベントが開催されました。
「山居倉庫を地元の人にもっと活用してもらいたい」
そんな想いから地元の民間企業と市が企画し実現しました。
当日は地元飲食店のブースや高校生の吹奏楽演奏で賑わい、山居倉庫を眺めながら飲食を楽しむ方がたくさんいらっしゃいました。
無印良品の移動販売車にも大勢の方が訪れ、常連のお客さまや八幡地域からのお客さまにもお越しいただいて思い出に残るイベントになりました。
まちのシンボルが地元住民の集いの場になることは、地域活性化につながる大きな一歩だと体感することができました。
2.海もあるんです『さかた海鮮市場』
今まで中山間地のお話をしてきたため、もしかすると酒田=山と思った方がいらっしゃるかもしれません。
じつは酒田は「西の堺、東の酒田」と称されるほど北前船で栄えた港町なのです。
(※北前船とは、江戸時代中期~明治30年代にかけて大阪と北海道を日本海周りで商品を売り買いしながら渡海していた商船群です。)
山居倉庫で保管していたお米を北前船で運んでいたと思うとなんだかロマンがありますね。
ちなみに山居倉庫から徒歩15分ほどのところにある日和山公園には、二分の一スケールで復元された北前船が展示されています。
こちらは去年の夏に研修で訪れたときに、さかた海鮮市場で食べた海鮮丼です。
とても新鮮でどの具材を食べても美味しくて感動したのを覚えています。
市場にはいろいろな魚の他、岩ガキやイカが並んでいました。
海があれば当然釣りもできます。
地域の方に釣りを教えてもらい、最近では休みの日に海釣りに行くようになりました。
サビキ釣りという方法で豆アジを釣ります。
たくさん釣れたらいつもお世話になっている方へおすそ分けしています。
自宅の猫にもおすそ分けです。
釣りスポットから少し移動すると、夕暮れどきには水平線に沈む美しい夕日を見ることができます。
振り返ると雄大な鳥海山。
酒田はやっぱり景色が美しいです。
ありがたいことに、酒田に来てからたくさんの方とお話しをする機会をいただいています。
そこで感じたことは中山間地でも市街地でも地域のためや誰かにために活動している方が多いこと。
酒田に無性に心惹かれるのはそんなところにも魅力を感じているからかもしれません。
今回は松本が好きな酒田市街地の好きなところを2か所紹介しました。
次回も引き続き市街地についてのお話しをします。
ぜひご覧くださいませ。
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