数えきれないほど多くの品種がある白うりの中で、主に千葉県で栽培されているのが「はぐらうり」です。
市場になかなか出まわらないもので、みんなみの里でも数多くはお目にかかれない野菜です。昔から各農家さんによる栽培が続けられて伝統的なものになり、千葉県のブランド野菜としても人気を集めています。
インドから中国南部にかけての地域が原産地といわれる白うりですが、奈良時代にはすでに日本に入っていたようです。その当時から漬物として食べられていて、今でも里山の家々で見ることが出来ます。
「はぐらうり」には大きく二種類があり、濃い緑色の皮に縦じま模様の入った「青はぐら」と、淡い緑色の「白はぐら」があります。近年は「青はぐら」が主流のようですが、今回お店に顔を出したのは「白はぐら」で、とてもつややかに輝いています。
果肉のやわらかさとパリッとした歯ごたえが同居しており、あっさりとした風味の中にほんの少しですが甘味を感じられるのが「はぐらうり」の特長です。
ぬか漬けにして食べることが多い食材ですが、細く切って塩もみをし、酢のものやサラダにしてもおいしくいただけます。
また、煮物やスープなどにすると果肉がとてもやわらかくなり、トロリとした食感がたまりません。
お店で「はぐらうり」を見つけたなら運命の出会いかもしませんので、ぜひご賞味ください。
ちなみに、歯がぐらついた人でも問題なく食べられるほどやわらかいので「はぐらうり」と名前がついたそうです。
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