【みんなみの里】昔からの保存食「ズイキ(芋がら)」

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2019/12/05

 日本人は昔から野菜を乾燥させて保存してきました。里山の家々の庭先でも、しいたけや大根を干す様子がよく見られます。
 天日干しするとなぜ美味しいのか。水分が飛んでミネラルなどの栄養が凝縮され、また、紫外線によってビタミンCがつくられるので、味が濃くおいしい食材になるのです。
 




 直売所にも干ししいたけや切干大根などが顔をそろえていますが、今日ご紹介するのは、昔ながらの保存食「ズイキ(芋がら)」です。
 「ズイキ」は里芋やハス芋の茎のことで、天日干しするとカラカラに乾燥するので「芋がら」とも呼ばれています。
 乾燥した状態を見るととても食べ物には思えないかもしれませんが、煮物にするとおいしくいただけます。
 



 下処理の方法です。
 ① 乾燥したズイキをきれいに洗い、ぬるま湯に30分から1時間つけておきます。
 ② 熱湯で3分ほど茹でたあと水に入れ、汚れを落としながらもみ洗いします。
 ③ ②を3回ほど繰り返すとやわらかくなって、汚れもアクも落ちます。


 下処理がすんだズイキを3cmくらいに切って厚揚げや里芋などいっしょに煮込むと、出汁を吸収したズイキがふっくらとしておいしくいただけます。
 昔ながらの保存食をぜひご賞味ください。

 

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