夏に咲く花は原色に近いものが多いように感じます。まるで、太陽の強い光に負けないようにしているかのように。
そんな中、切り花のコーナーに真っ白な姿の植物がお目見えしました。その名も『ハツユキソウ(初雪草)』といいます。
名前から想像すると秋冬の植物に思えるかもしれませんが、おもに7月から8月に開花する、真夏が大好きな北アメリカ原産の植物です。ヨーロッパには1700年代に伝わり、日本には江戸時代末期に入ってきました。
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じつは全体的に真っ白に見えているのは葉っぱで、花は中央にある小さなものです。
この小花が咲く頃になると、通常は緑色の葉っぱがだんだんと白くなり、やがては葉っぱ全体が真っ白になります。この様子が、雪におおわれたように見えることから名前がつきました。英国では「スノー オン ザ マウンテン」と呼ばれているそうです。
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特長的なのは葉っぱだけではありません。小花の中央から緑色のまん丸いものがぶら下がっているのがわかると思います。これは実であり、この中に種が入っているのです。大きくなった緑色のまん丸い実は小花が懸命に支えているかのように見え、まだまだ小さくころんとした実はこれからどんどん大きく成長していくでしょう。
とても涼し気な姿と名前の『ハツユキソウ(初雪草)』を玄関に飾ってみてはいかがですか。
ちなみに、花言葉は「祝福」「穏やかな生活」です。欧米では結婚式の際に新婦にわたす花とのことです。
また、「好奇心」という花言葉もあるので、新生活を始めたり、何かにチャレンジする方にプレゼントするのも素敵ですね。
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