根菜類コーナーに、茶色いサツマイモのような見た目の野菜が出てきました。
ヤーコンという名前のこの根菜は、見た目はサツマイモによく似ていますが、じつはアンデス高原原産のキク科の植物で、根っこの部分が食用です。
どうやら、インカ帝国の時代から食べられていた、非常に長い歴史をもっているようです。
また、日本に伝わったのは昭和60年頃ですが、当初はあまり浸透しなかったようで、その後、体内の酸化を押さえ、動脈硬化を予防するといわれる、ポリフェノールやカテキンが含まれていることが知られるようになり、ここ数年になってヤーコン少しずつが知られるようになりました。
さらに、ヤーコンの特長として、梨のようなシャキシャキした食感と甘みがありますが、この甘さの正体はオリゴ糖です。
オリゴ糖は、腸内環境を整え、また低カロリーの野菜ということもあり、人気が出てきた理由なのかもしれません。
ヤーコンの食べ方ですが、食感をいかして、皮を剥いてスライスし、サラダなど生で食べるのがおすすめですが、天ぷらにしたり、煮物にしても美味しくいただけます。
また、きんぴらにしたり、炒めものにするなど、いろいろな食べ方が楽しめます。
ぜひ一度、試してみてください。
なお、ヤーコンを切ったあとは、酢水に5分ほど浸けておくと、変色を抑えることができます。
ところで、これを期にヤーコンの名前の由来を少し調べてみたのですが、諸説いろいろあるようで、はっきりとは分かりませんでした。
なんだか不思議な名前に思えるのは私だけでしょうか。
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