今年の新米には、例年とは異なり「明治150年長狭米」というシールが貼ってあります。
明治元年より数えて、今年はちょうど150年目に当たりますが、じつは長狭平野は、その遡ること150年前の明治天皇と関わりがあるところなのです。
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明治天皇の即位後最初の新嘗祭(収穫祭にあたるもので神々に新穀を供えること、大嘗祭)、その際につかわれるお米を献上する斉田が、卜定(ぼくじょう)により長狭平野の田んぼが「主基(すき)」として選ばれたのです。
大嘗祭とは、新天皇みずから、その年の新穀を天地の神々に供える、一代一度の大礼です。
明治という新しい時代の始まりに、長狭米が選ばれたのは、とても名誉なことでした。
その新穀を採った田んぼは、今、記念公園になっています。
その記念すべき明治150年の今年、みんなみの里もリニューアルしました。
長狭平野の稲刈りも進み、お米もだいぶお店に揃ってきました。
明治時代からご縁のある平成最後の長狭米を、ぜひご賞味ください。
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