【みんなみの里】盆花のほおずきとみそはぎで、ご先祖様をお出迎え

キービジュアル画像:盆花のほおずきとみそはぎで、ご先祖様をお出迎え

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2018/07/11

 鴨川市内のほとんどの地区では、お盆の行事は7月におこなわれます。
 年に一度、ご先祖様をおもてなしする大切なときです。

 お盆には、割り箸などで4本の足をつけたきゅうりとナスをお供えします。
 これは、きゅうりの馬に乗ったご先祖様が早く家に帰れるように、そして、なすの牛に乗ってゆっくりとあちらの世界へ戻れるように、という意味がこめられています。
 これらは、よく知られている風習だと思われます。

 そして、お盆飾りとして用いられるのが、ほおずきとみそはぎです。

 ほおずきは、提灯の代わりの意味があり、ご先祖様が家を間違えないよう、明かりを照らしてお迎えします。
 もともと、漢字で鬼灯と書くのも、灯りとしての意味があるのかもしれません。

 
 一方、みそはぎは、霊が宿る花とされ、盆棚の横に飾ります。


 こちらも、禊萩と書くように、ご先祖様にくっついてきた行き場のない霊(餓鬼)たちの浄めのためにつかわれるのです。

 もう間もなく、みんなみの里周辺でも、ご先祖様をお出迎えするときがやってきます。

 

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