昨日から、橙色のアンズの果実がお店に顔を見せ始めました。
ビワにも梅にも似ている果実ですが、酸味も甘味もあります。
果実酒をつくるのはもとより、ジャムやジュース、シロップ漬、ゼリーや羊かんなどのお菓子に加工して食べるといいでしょう。
また、天日干しにして干しアンズでもおいしいですね。
中国では、大昔から薬として栽培されていて、平安時代には、すでに日本に伝わっていたとされています。
現在、日本でアンズを栽培しているのは、おもに青森県と長野県の2県がほとんどです。
とはいえ、昔から長狭平野でも、量は多くはなくとも、栽培していました。
しかしながら、いまでは、その農家も少なくなり、アンズの木も古くなってきています。
みんなみの里で手に入るのは、貴重ですよ。
果実の色が鮮やかで、果肉が少し固めのものを選んでください。
収穫したあと、少しずつ風味が落ちてくるので、早めに食べることをおすすめします。
アンズの旬は、6月から7月中旬。
このチャンスを、のがさないでくださいね。
里のMUJI みんなみの里