ベストセラ―『100万回生きたねこ』の作者としておなじみの絵本作家・佐野洋子さんのエッセイ集です。
この本には彼女がこれまでに出会った人々との交流が、短編小説のように生き生きと描かれています。飄々としていて、物怖じしない佐野さんは鋭い観察眼の持主で、人を愛し、人好きのする人だったようです。そんな作者にうっかり本音を漏らしちゃう人が多かったのでは。
無造作にあっけらかんと書かれたような文章ですが、随所に計算された細やかな温もりを感じます。とくに最後の1行がどのエッセイにおいても天才的な巧さです。
優越感も劣等感もなく、気取りも気負いも感じられない、人生にユーモアを求めて生きた姿をお手本にしたいです。飾らないってこんな人のことなんでしょうね。もう新作の出ることのない有吉佐和子さん、向田邦子さん、そして佐野洋子さんはもはやバイブル本です。
芯をついたことをさらりとした上手い表現で綴る、佐野さんの心温まる作品をお楽しみください。
著書名:でもいいの
著者 : 佐野 洋子
出版社 : 河出書房新社
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