【みんなみの里】スケッチのようなエッセイ | MUJIBOOKS「里山良本」

【みんなみの里】でもいいの

MUJI BOOKS

2021/05/28

 ベストセラ―『100万回生きたねこ』の作者としておなじみの絵本作家・佐野洋子さんのエッセイ集です。
 
 この本には彼女がこれまでに出会った人々との交流が、短編小説のように生き生きと描かれています。飄々としていて、物怖じしない佐野さんは鋭い観察眼の持主で、人を愛し、人好きのする人だったようです。そんな作者にうっかり本音を漏らしちゃう人が多かったのでは。
 
 無造作にあっけらかんと書かれたような文章ですが、随所に計算された細やかな温もりを感じます。とくに最後の1行がどのエッセイにおいても天才的な巧さです。
 
【みんなみの里】でもいいの

 優越感も劣等感もなく、気取りも気負いも感じられない、人生にユーモアを求めて生きた姿をお手本にしたいです。飾らないってこんな人のことなんでしょうね。もう新作の出ることのない有吉佐和子さん、向田邦子さん、そして佐野洋子さんはもはやバイブル本です。
 
 芯をついたことをさらりとした上手い表現で綴る、佐野さんの心温まる作品をお楽しみください。

 著書名:でもいいの
 著者 : 佐野 洋子
 出版社 : 河出書房新社

******************************************************************************* 
 
【みんなみの里】でもいいの

 いつもみんなみの里のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
 みんなみの里をフォローしていただくと、入荷情報やイベント情報のほか、鴨川の情報など地域のことも、皆さんの携帯などに一足早く配信されます。
 記事の右上にあるフォローボタンを押していただき、グレーがエンジ色になればフォローは完了です。
 まだフォローをされていない方は、ぜひ、みんなみの里のフォローをよろしくお願いします。

 里のMUJI みんなみの里