米原万里さんはロシア語通訳の第一人者であり、書評家としても活躍された方です。
著者は毎日7、8冊の本を読み、ちょっとした単行本なら10分くらいで読了だそうです。本業の通訳で言語感覚が鍛えられ、ひとまとまりの文章を一瞬にして理解、記憶できる力があるのでしょうね。
そんな米原さんの書評はあまりにも的確で、しかも文章が上手なので、その本を読むよりも分かった気にさせるのがすごいところです。
読書日記と書評で構成される本書はまさに米原氏の博覧強記ぶりが発揮され、どの書評も著者の教養と知性に溢れています。称賛している著者やその作品に対しても、批判すべきところはちゃんとするという正直さが歯切れよいです。本当に良い書評は、たとえそれが否定的な内容でも読み手に嫌な気にさせない包容力があります。
「打ちのめされるようなすごい本」はまさにノックアウト本。言葉のパワーに完全にやられてしまいました。
著書名:打ちのめされるようなすごい本
著者 : 米原万里
出版社 : 文春文庫
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