ギリシャ生まれのラフカディオ・ハーンは、1890年に来日し、「雪女」や「耳なし芳一」などの作品をとおして「『怪談』の小泉八雲」として親しまれました。
この本はハーン氏が日本にやってくる10年ほど前に新聞記者としてニューオリンズで暮らしたときのものです。著者はフランス人やスペイン人の食文化がミックスされたこの地のクレオール料理にすっかり夢中になってしまいます。「とてもおいしいオムレツ」「花嫁のケーキ(極上)」を一押ししてますが、読んでいて問題がひとつあります。料理本なのに再現が困難なんです。どういうことかというと、、、
まず、現在のレシピ本のように写真はありません。そして、はじめに材料が書いてあるわけでもない。さらに、作り方は聞いたことそのままのような”だいたい”なんです。材料も亀一匹、鳥一二羽、卵一八個というすさまじい量。まさに奇想天外料理といったところです。
というわけでこれらの料理は、もはや「指輪物語」のハチミツ酒ぐらいファンタジーです。亀なんかが売っている市場があるんですからやっぱりこれはファンタジー。怪談話と同じ逸話としてとらえれば、ロマンに満ちた小泉八雲のファンタジー本としてお楽しみいただけます。
著書名:ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本
著者 : ラフカディオ・ハーン
訳者 : 鈴木あかね
出版社 : CCCメディアハウス
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