みなさんこんにちは。里のMUJI みんなみの里のBOOKS担当です。
里山を散策しているとなんともかぐわしい香りが秋の風に乗って漂ってきます。金木犀香る散策路をみんなみの里を拠点にしてお出かけしてみてはいかがですか?歩いてお腹が空いたらCafe & Mealで田園風景を眺めながらのランチがおすすめです。どうぞお気軽にご利用ください。
さて、今回のご紹介は、日本文化を世界に広めた人物として名高い岡倉天心の『茶の本』です。
本書は『茶の本』の全文と『東洋の理想』の序章・終章、岡倉天心の伝記の三部からなっており、『東洋の理想』は美術、『茶の本』は既に広まっていた茶を入口に日本文化理解を深めようと海外に向け発信されたものです。伝記があることで天心の人物像や時代背景がわかり読みやすくなっています。
バイリンガルの走りで英語に堪能な天心が、日本の芸術、文化、思想、宗教でもある茶のすばらしさを他国に向けて説いているところが本質的な興味深さだと思います。
茶という文化は、身近な暮らしの要素でありながら、芸術にも、哲学にも、あるいは宗教にもなる変幻自在の性質だという一文が印象に残ります。
茶が日本の建築、陶芸、絵画、書、着物、所作などの芸術文化に与えた影響の大きさに驚きました。茶を学ぶことは、日本文化の凝縮を学ぶということだと思います。
茶道だけでなく東洋文化や芸術を知るという意味でもとても興味深い1冊でした。
書籍名 : 新訳 茶の本
著者:岡倉 天心
訳者 : 大久保 喬樹
発行所:KADOKAWA
定価 : 680円+税
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