みなさんこんにちは。里のMUJI みんなみの里のBOOKS担当です。
まだまだ寒さは続いていますが、日の出が少し早くなり、薄暗い棚田の鳥たちの鳴き声が心なし浮かれているように聞こえます。清少納言は「春はあけぼの」という名文を残しましたが、平安の時代も令和の今でも、この風情が人の心を動かすのは変わることのない趣なんだと思います。
みんなみの野菜売場には春を告げるふきのとうが出始めました。春野菜はてんぷらがおいしいですよね。旬野菜がいち早く出そろうみんなみの里にぜひお出かけください。
さて、本日のご紹介は、解剖学者の養老孟司氏と建築家の隈研吾氏のスペシャリスト同士の対談本です。豊富な経験と身体感覚をベースに、知性と知性が折り重なった対談はとっても深くおもしろく読めました。
様々なキーワードと共に「住む」ということを縦横無尽に語り合ってるこの対談は、専門分野が違っても博識で知的好奇心が高い方が揃うと共通点と相違点を軸に興味深い展開となる典型でした。
これからの時代、建築は全国一律の基準に固執するのではなく、現場毎の「だましだまし」の家づくり、都会と過疎地の住み分けが重要だと。そのヒントは江戸時代の参勤交代にあるというのが心に残りました。
全く違う分野で活躍されてきた2人なのに思い描く理想の日本人の住まい方は同じ方向だということに驚きました。
建築業界の内情をうかがい知ることができましたが、何よりも「住む」とは何かを考えさせられる一冊でした。
書籍名 : 日本人はどう住まうべきか?
著者 : 養老 孟司 / 隈 研吾
発行 : 新潮社
定価 : 520円+税
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