こんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。
まだまだ寒い里山ですが、少しずつ陽がのび、枯れた木々の先には小さな蕾が出始め、畦道にはふきのとうが顔を出し始めました。季節のサインは小さいけれどもしっかりと主張をしています。そんなささやかなシグナルに気づける心の余裕をもちながら暮らしていきたいものです。
さて、本日紹介するのは、世界各地の伝統的なキッチンと明治以降の日本のキッチンを忠実なフィギュアとイラストで紹介する台所本です。
生きるための料理の場、火と水を扱う場として世界の台所は共通していますが、そのスタイルは国や地域で様々。立って調理、座って調理、あるいは鍋を置くか吊るすか、生活様式と風土による違いが興味深いです。
また、料理人の負担を軽くするために、高さ、動線、配置を工夫した台所が、建築家や家政学者などによって考案され、それが現代のシステムキッチンの原型になったんだそうです。
明治期の大隈重信邸の台所が描かれているのですが、平日でも60人の来客があったとのこと。まるでレストランの厨房のようです。さぞかし毎日が大賑わい、大忙しだったことでしょう。
図版が豊富で、台所に特化した資料的な価値がある本です。人々が求めてきた理想の台所像が見えてくるので、ご自宅の台所を再考するのにおすすめです。
著書名 : 台所見聞録 人と暮らしの万華鏡
著者 : 宮崎玲子 / 須崎文代
発行所 : LIXIL出版
定価 : 1,800円+税
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