いろいろな種類の柑橘類が栽培されている鴨川ですが、近頃はオレンジ系の品種が多く顔を出すようになってきました。
そんな中、新しい仲間「福原(ふくはら)オレンジ」がお店に登場しています。
明治中頃にアメリカからジョッパオレンジという品種が日本に持ち込まれましたが、寒さに弱く、栽培が難しかったようです。
その後、明治後半になり、千葉県南房総に住む福原さんが、自宅に植えられていた柚子の木に、ジョッパオレンジをはじめ6種類の柑橘を接木したところ、他とは異なるものが生まれました。それが「福原オレンジ」です。
柚子の少々ゴツゴツした皮とジョッパオレンジの風味が混ざったような感じで、ジョッパオレンジの突然変異ではないかともいわれています。
少し厚めでかたい皮が、たっぷりの果汁を含んだやわらかな果肉を包んでおり、皮にナイフを入れたとたん、オレンジ特有の香りがあたりを包み込みます。強い甘味と少しの酸味がさわやかで、とてもみずみずしい果実です。
南房総生まれの「福原オレンジ」は他ではなかなかお目にかかれず、店頭にもいつも並んでいるわけではありません。お店で見つけたならば、それはきっと運命かもしれません。ぜひご賞味くださいませ。
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