今日の鴨川は、空にたくさんの雲が浮かんでいて、時々真夏の陽射しが差し込んでいます。
みんなみの里のテラスからは、色づき始めた稲の田んぼ、遠くには緑が深くなった嶺岡の山々が見え、その景色は少しだけ夏から秋へと移っているようにも感じます。
また、お店にも早場米が続々と入ってきており、中生のお米も、もうすぐ稲刈りが始まるようなので、長狭平野は本格的な稲刈りシーズンに突入です。
そんななか、嶺岡山系を知ってもらおうと、今日から八月末日までの間、多目的スペースに於いて、写真展「嶺岡牧の世界~白牛を最初に放牧した地~」を開催しています。
大昔から嶺岡にあった牧場は、江戸時代になると幕府直轄牧になり、馬が放牧されていました。
その後、八代将軍徳川吉宗が嶺岡牧の再興に着手、さらに白牛を放して酪農をはじめました。
まさに、嶺岡山系が「日本酪農発祥の地」となった瞬間です。
現在でも、山中には石積みや土手など牧場の痕跡があり、これは貴重な歴史的遺産でもあります。
今回は、さまざまな活動をしている「嶺岡牧を知って活用を考える会」が撮影した嶺岡牧の様子を、パネルによる展示発表をおこなっています。
また、8月19日(日)14時から15時30分には、講演会も実施予定です。(詳しくは店舗までご連絡ください。)
なかなか無い機会になりますので、ぜひご来店ください。
里のMUJI みんなみの里