みんなみの里から歩いて15分ほど、国道410号線にかかる牛頭橋(ごとうばし) から横道に入ったところに【彼岸花街道】があります。
これは、地区の皆さんが景観保全の為に、市道の両側と脇道に彼岸花を植えたものです。
※これは国道410号線を君津方面から見た場合の様子です。
お彼岸の頃になると突然のようにスクッと現れ、鮮やかな朱色の花を咲かせる彼岸花。
じつは秋分の日の前日に状況を見に行ったのですが、花が現れるような様子はほとんどなく、これも台風の影響なのかもとあきらめていました。
良いお天気になった今日、どうしても気になって再び行ってみると、道の両端に朱色の彼岸花が、まるで街道に訪れた人々をもてなすように咲いていたのです。
台風15号の傷跡も残る長狭平野。田んぼの間をまっすぐ突き抜けるように咲いた彼岸花は、どことなくさみしげでありながら力強さを感じさせます。また、朱色の花の合間に咲く白い彼岸花は、とても清楚に見え、人々の心を癒してくれています。
地元の人々によって植えられ、この土地にしっかりと根付いた彼岸花は、台風のパワーよりも強いのかもしれません。
街道が満開の彼岸花に染まるのはこれからでしょう。
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