ついに流鏑馬神事が始まりました。
雨がだんだと強くなり、馬場も非常に状態としてもむずかしい中でした。
その結果、第二走で一番的に矢が見事当たり、近くにいた観客からは歓声があがりました。
第一走と第三走では、矢が的を射抜くことはありませんでしたが、一矢とはいえ、的を射抜くことができたことは有難いことです。
そのため、占いとしては、来年のお米の作柄は“早生が豊作”とのことです。
とにかく、あの大雨の中、神事をおこなうことが出来て、神馬も禰宜も、部落の皆も、観客の皆さんも、すべて無事に終われたことに感謝をしていたでしょう。
神事が終わったあとは、的が解体されるのですか、一番的の支柱を分けてもらいました。
じつは、支柱の竹を神棚などに飾っておくと、家に虫がつかないとの言い伝えがあります。
そのため、毎年、この支柱欲しさに、神事が終了するとともに、的に向かって走っていく人が多くいるのです。
観客の少なかった昨日は、私も分けてもらうことができ、また、神社では玉串をいただくことができました。
この支柱の竹と玉串は、ありがたく家の神棚にかざってあります。
こうして終わった大雨の中の流鏑馬神事ですが、来年は、出来ることなら晴天の下でおこないたい、より良い状態の馬場を思い切り駆け抜ける神馬の背から、禰宜が放つ矢が的にたくさん当たるところを見て、多くの観客の皆さんの一喜一憂する大きな声が聞けるよう、また楽しみにしたいと思います。
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