【みんなみの里】牛とのかかわりが深い長狭地区。牛頭橋を紹介します

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2018/06/26

 今日は、せっかくの良い天気なので、ちょっと足をのばして、みんなみの里周辺の地名や橋などについてご紹介します。

 みんなみの里近くの長狭中交差点より北側(君津市方面)へ約1km の、国道410号線に架かる橋が、ちょっとめずらしい名前なんです。
 その名は『牛頭橋(ごとうばし)』。
 親柱には牛の頭の部分が彫刻されています。

 この名前の由来ですが、近くにある八雲神社に祀られている牛頭天王(ごずてんのう)から名前がついたそうです。
 勇猛な反面、暴れ神として恐れられていた牛頭天王でしたが、やがて邪悪な神々をも支配し、村人を護る神として信仰されるようになりました。
 その八雲神社には、以前の牛頭橋の親柱が奉納されています。
 また、国道を挟んだ反対側にある祭り屋台格納庫にも親柱と、牛の頭をくり抜いたようなデザインのてすり部分が置かれています。
 この地区の人々にとって、とても大切な橋だということがわかりますね。

 ちなみに、この牛頭橋の近くには、森永乳業跡地があります。
 昔の書物と現場確認の結果、日本酪農発祥の地である証拠が見つかっています。
 この周辺には牧場もあり、飼育されている牛が毎年立派な成績をおさめているんですよ。

 そのような「理由」で、牛とのかかわりが深い長狭平野。
 今度は、酪農や嶺岡牧についても、紹介していこうと思います。

 

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