【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

販売状況

2022/07/08


 当店で販売しているアヒージョをはじめとした、生産者のみなさんとのつながりから生まれた食品たち。その一つひとつには、生産者のみなさんの想いがたくさん詰まっています。

 今回ご紹介するのは「大阪産のおいしいお米」。お米の生産地というと、新潟県や秋田県などを思い浮かべますが、大阪にもおいしいお米の産地があります。
【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

 大阪の北端、兵庫県と京都府との県境に位置する大阪府豊能(とよの)町の高山。その名の通り、標高の高い山々に囲まれた自然豊かなところです。

 当店のおたよりではもうお馴染み、産地を旅する藤林シェフ。7年前にこの地を訪れていました。
【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

そこで川上さんというおばあさんに出会います。「まあまあ、とりあえず白菜持って帰り」と畑で採れた白菜をおすそ分けしてくれたそうです。
【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

 標高が400~600mある高山は、寒暖の差がとても激しく、特に冬の野菜は驚くほど甘く成長するのだとか。「あの時食べた白菜、めっちゃおいしくて忘れられへん」とシェフは語ります。

 標高が高いということは、野菜だけでなく水も綺麗でおいしい。なら、この水で育つお米もきっとおいしいだろう。とご厚意で高山の農家さんたちが育てているお米を食べさせてもらえることに。

 一緒に試食したのは、古代米のおかゆや難波ネギごはんなど、お米を使った食品の製造や加工もされている幸南食糧さん。お米に関して詳しい皆さんも「これはおいしい!」とうなるほどだったそうです。
【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

 豊能町のお米がおいしいわけ、それは高山の豊かな自然が育む環境にありました。

 稲は、昼間の光合成でデンプンをつくって夜に穂へ蓄えます。夜に気温が高いと、せっかく蓄えたデンプンを消費してしまうのだとか。

 山間部の気温は日中は暖かく、夜は一気に冷え込むのが特徴です。この寒暖差が、粘りのあるモチモチした食感と甘みのあるお米をつくってくれているんですね。

 また、山間部の水は多くのミネラルを含んでいて、水田を豊かに潤してくれます。これもおいしいお米づくりには欠かせないもの。
【堺北花田】豊かな自然が育む、おいしいお米

 お米のおいしさに感動したシェフは、今年の5月に再び産地を訪れました。その時に出会ったのは、生産者の川上さん。なんと、7年前に白菜をおすそ分けしてくれた川上さんの息子さんだったのです。奇跡の出会いに、ついつい思い出話に花が咲きます。
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 川上さんの田んぼでつくっているのは『キヌヒカリ』という品種。5月に田植えをして、8月に田んぼの水抜き、9月には収穫です。収穫後は、わらと鶏糞をまぜて発酵させたものを肥料として田んぼに撒きます。こうすることで、稲が根をはりやすくなるのだとか。
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 川上さんのお米づくりは農薬をできるだけ少なくした、有機肥料をつかった栽培方法。「大変やけど、やっぱり味に出てくるし、人間の身体に入れるものやからより安心安全のものをつくりたい」と川上さんは語ります。
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 7年前からのご縁が重なり、こうして商品化へとつながった豊能町のお米。ぜひ食べてみてくださいね。

『大阪府豊能町高山産のお米 キヌヒカリ』 2㎏ 消費税込1,180円
 
【堺北花田】さっぱり爽やかレシピ|いっしょにつくろう

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無印良品イオンモール堺北花田 2022.07.08