若葉の美しい季節は、新しい生活にも慣れてきたころ。少しゆったりとした気分になりたいころでもありますね。そんな気分のときは、のんびりと芸術に親しむ本はいかがでしょうか。魂を込めて創造された作品に、見たまま感じたまま五感を使って触れてみると、今までと違う見方や感じ方をして、私たちのくらしに再発見があるかもしれません。
おいしいものを食べると幸せな気分になるように、芸術に親しむことで感性を刺激してみてください。
今月は「くらしの再発見」をテーマに、親しみやすい芸術の本を集めました。本たちが私たちの想像力を掻き立て、新たな目を啓く世界へといざなってくれます。
■BON BOOK
BON BOOKは老舗印刷会社がはじめた小さな出版レーベル。くらしの再発見をテーマにさまざまな著者と刊行しています。今月も新刊が登場しました。
『ホモ・ファーベル』
著者:フィリップ・ワイズベッカー
価格:消費税込3,300円
ホモ・ファーベルは、道具をつくり、それを使う人のこと。本書は、自作の家具で囲まれたパリの住居とアトリエを舞台に、生活と創作が分かち難く結びついたアーティストの一日に密着した記録です。
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■芸術ってなんだろう
芸術家たちの素顔をたどると、創造された背景や、今までとちがった角度から作品を捉えることができます。「芸術ってなんだろう」と問うこと、考えることで新たな世界へと私たちを導いてくれます。
■言葉のない絵本
言葉は物語を導いてくれるけど、言葉のない絵本は読む人おのおのの解釈ができるもの。絵だけで織り成す物語が想像力を掻き立てます。
場所はOpenMUJIです。ぜひお手に取ってご覧くださいね。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2022.5.4